ついに登場！「Yahoo！ アンチエイジング化粧品」

今日は大好きな知人のお誕生日。

友達、と呼ぶにはおこがましい、と感じる、

ちょっと年上の憧れの人です。

数日前、知人が集まって、お誕生日のお祝いをしました。

いつも、とても素敵な笑顔を見せてくれます。

ゆっくり、穏やかな話し方をする方です。

私もこんな風に歳を重ねていきたい、と思わせてくれます。

で、思い出しました。

義理の母が絶対に自分の年齢を人に話さなかったこと。

病院にいって、問診票に年齢を記入する時もイライラし、

その後、診察室に入って医師に年齢を確認されたりすると

激怒して、病院を後にしたこともありました

孫であるうちの子供達にも年齢を隠したい人でした。

ご近所の人に敬老会に誘われても

「失礼だわ」と激怒する８０オーバーの義母に

私も子供もいつも辟易していました。

そして、元夫。

私より一回り以上年上だったにも関わらず、

私や友人の事を「ばばあ」と言い、自分の年齢に触れられると

激怒していました。

子供がお友達のお父さんの年齢を言って、

「若くていいなぁ」なんて言おうものなら、マジ切れ。

コンビニでは、レジを打つ際、店員さんが、そのお客様を

〇十代が判断して、押すキーがある、と言っては

毎回カウンターから身を乗り出すようにレジを覗いて

実年齢より若く押されると自慢げにみんなに話し、

実年齢通りだとだんまり、実年齢より上に押されようものなら、

店員の接客態度やお店の立地にまで文句を言う人でした。

そういえば、ショッピングモール内にある若い子向けのSHOP店員さんが、

「お似合いです」と洋服を進めてきたことがあり、

私が「でも、もうそういう年齢じゃないんじゃ・・・」と横から口を挟むと、

店員さんが「そんな事ないですよ～、実年齢じゃなく、見た目ですから、

似合っていれば大丈夫ですよ」と言った事に気を良くして、

そこのお店に通い詰めるようになったこともありました。

なぜそんなに実年齢より若く見える事にこだわるのか、

私にはまったく理解できなかったんですが。

なんとなく、思うのは。

今の自分、を愛せていないのかな、と。

私も、若い子を見ると「ああ、若くていいな」と思います。

鏡を見て「老けたなぁ」と思う事もあるし、

友人と、健康や加齢について話す時間も増えました。

ただ、３０代の自分より、今の自分のほうが充実した時間を

過ごせていると思うし、この歳になった、今の自分を

「恥ずかしい」と思う事はありません。

義母も元夫も、自分のやりたいことは好きにやり、

やりたくない事は徹底してやらず、好き勝手に生きていました。

アンチエイジングにもお金を注ぎ込んでいました。

義母に至っては、なんど美容整形でシワやたるみ取りの

手術をした事か。

もちろん、お金に余裕があれば、私だってアンチエイジング化粧品

買いまくったりしちゃうかもしれません。

でも、自分の年齢を絶対に言いたくない、とか

年齢を言われると激怒する、といった心境には今後もならないと思う。

子供の成長を感じるたび「ああ、私も歳をとるわけだなぁ」と思いながら、

女子高生の頃から一緒だった友人たちと加齢を明るく嘆き、

でも、今を楽しんで暮らしていきたい、そう思います。

周りに、素敵に歳を重ねている人達がたくさんいるからこそ、

そう思えるのかなぁ。

感謝。