グローバリズムの崩壊と自分探しの旅の勃興について
10月の途中ぐらいから始めた【家なき子×旅人生活】。
定住する場所を捨てて、スーツケース一つで、中南米を旅しながら生活をする。
10月19日の記事↓
そんな家なき子と旅人生活をやってみた感想などを記しておきたいと思います。
■コザワの断捨離術
まず、生活の全てコレ↓
しかも、基本的に、スーツケースを軽くしたいので、
・スーツケースは半分しか使わない(半分は空の状態をキープし続ける)
・「重い」物は、持たない(ipadですら、重い。本は全て譲渡)
ということでやってました。
元々、不安症なので物をたくさん持ちたがる人間(営業の時は、3年間の毎回の提案資料を捨てられずに、毎回スーツケースでアポに行ってたぐらい)。
更には、「いつか使うかも」と断捨離が全くできないタイプ。
コンマリさんの本読め!っていうぐらい。
なので、最初、断捨離する時は、結構大変でした。。。
そんなコザワの断捨離術。
▽最初の段階の断捨離
「要る」「迷う」「要らない」
という3つに分けて、
「要らない」は、その場で捨てる。
中身を見たり、途中で迷い出したら、またグルグルするので、ゴミ袋に突っ込む。
「迷う」は、「捨てる」のではなく、
「人にあげる」ということで、自分で自分を納得させる、という方法で、断捨離しました。
更に、
「要る」も、
「今、要る」「近い将来、要る」「将来的に、要る」
に分けて、
「将来的に、要る」は、「人にあげる」。
「近い将来、要る」は、入る量が限られたバッグに入れられるだけ入れて、
友人のお家に置かせてもらう&ゲストハウスに●月●日に泊まりに来るから!とお願いして置かせてもらっていました。
・・・とやると、意外にも、あれ?こんだけ?っていうぐらい少なくなりますw
▽旅の道中の荷物を増やさない方法
可愛いものは買いたいし、コレクター気質があるので1つ買うならコレクションにしたくなっちゃう。
そして、何より、お土産。これは、お世話になってる方に買っていきたい。
スーツケース半分空いてるのは、ほぼこのお土産用。
ただ、そうこうしていると、一気に荷物が増えるので、
「迷う」場合は、買わない。
「一つ買う」なら、「一つ捨てる」。
捨てられるものが無いなら、買わない。
そんな感じで、荷物マネジメントしていました。
■家なき子の感想
さて。
家を持たずに生活をしてみて、思ったこと。
「家、欲しいぃぃぃ」
・・・・・・・・おいっ!!!!www
以下のように、宣言して始めた家なき子。
まぁ、正直なところ、家なき子って、アリだなぁと思います。
1泊$8(900円)の宿に、仮に、1ヶ月泊まり続けたとして、$240(27000円)。
光熱費、ネット代、水道代、清掃代、ティッシュなどの日用品等の費用が掛からない。
もちろん敷金礼金や仲介手数料も発生しないし、入居審査なども無い。
キッチンも使いたい放題。
立地も街の中心部のことが多い。
その上で、友達出来たり、情報も集まる。
飽きれば、別の宿に変えたらいい。
また生活の全てをスーツケース1つで持ち歩いているから、ミニマリストにならざるを得ないってのも良い。
最近のホステルは、こんなにリッチな感じだったりする。
1泊$10しない。
もちろん、プライバシーはないようなものだから、裸体でフラフラとか出来ないし、夜中にゴソゴソと音を立てることも憚られる。
それを引き換えにしても、家を持たずに、仮の住まいを渡っていくのは意外にアリだなぁとつくづく思う。
まぁー、とは言え、人の目を気にせずに、1人でダラダラっとするのも好きだし、
彼氏とイチャイチャとか出来ないし、友達とワイワイも出来ない。
それに、やっぱり、大切な人と生活をともにするって、改めて大事だなーと思う。
「生活」って、「生きる活動」だからね。
■旅人の感想
旅人を、結局、4ヶ月以上やってみて、すごく有意義な時間でした。
毎日毎日、新しい出会いがあって、慣れてきたらまた新しい場所へ移動して、また一から関係性作って。
ビビリで人見知りなコザワには、修行みたいなものでもあったけど。
更に、自分と向き合い続ける時間が余るほどある。
なので、自分の価値観や、将来像、性格、特徴、大切にしたい人、譲れないこと・・・等々、
自分にとって核となるものは何かを研ぎ澄ましていくことは、今、この33歳の私には、すごく重要だった。
いい歳して、こんなフラフラしていたことは憚られるが、
それでも、こういう形でなくとも、ちゃんと時間を作って自分自身と向き合うことは、大事だとすごく思う。
きっと多分、旅をしていなかったら、見ている世界も、世界の見方も、きっと違っていて、違った選択をして、違った人生だったと思う。
それに、パソコン一つあれば、基本的には何とでもなる時代だとも、身をもって体感した。
エルサルバドルの23:45から大学の講義をさせていただいたり、
お客様が腹痛トラブルになった時もFacebookのメッセンジャーで無料通話したり、
原稿書いたり、提案資料作ったり、スカイプで営業したり・・・
もはや、私が、ずっとベリーズにいると思われていた人もいたぐらい。
でも、家なき子の感想と同じように、
そろそろ、ちゃんと1つの場所に留まりつつ、
結婚して、出産して、家族としての営みをちゃんと全うする人間活動をしたいなと思っている。
逆に、旅を思う存分やったからこそ、もう、ホンジュラスからベリーズに帰ってきたタイミングで、
「自分探しの旅は、これにて終了!」と、思えた。
もちろん、家族や彼、友人と行く旅やビジネス上の旅、自分にとって時期的に必要な一人旅など、
旅を止めることは、きっとこれからも無いが、でも、今の延長にある自分探し的な旅は、終了。
これからは、ちゃんと、婚活をしようと思います。
今、私は、33歳で、今年、34歳なので、、、。
きっと、これが、5年前だったら、また違った選択をしていたと思うけど、
今、このタイミングで、自分の年齢に気付けたということが、旅人をやった一番の収穫かもしれない。
自分探しの旅 見渡す限りの世界がある
自分探しの旅物語
「少女」
ちょっと大人っぽい女の子を描きました。
イラストに対しての考え方は様々です。
私も日々移り変わってきました。
いろんなタッチで描いていた頃は、
万人受けするような世界観を探っていました。
ブランディングを意識するようになってからは、
個性を探りました。
個性とはなんだろう?
という問いの先には
自分とは何者だろう?
という問いがありました。
我なんぞや?
私の絵の旅は、自分探しの旅でもあります。
無理せず、一番気持ちの良い線を探る。
最近、誰にもウケなくても、個性がなくても
別に良いじゃんって思うようになりました。
個性がなくても
平凡でも
ダサくても
暗くても
かわいくなくても
自然に描ける絵を描いてみようと思います。
なんかやっと
素の自分で生きれるようになった感じです。
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