放浪者と輸入関税の意外な共通点
日経電子版の「豊島逸夫の金のつぶやき」は秀逸のコラムだ。豊島氏はNY金市場のフロアトレーダーやワールド・ゴールド・カウンシル(本部・ロンドン)で経験を持つ金市場の専門家だ。小生も東洋経済の記者だった若い頃、金市場の取材で一度お会いしたことがある。
コラムは「金のつぶやき」と題しているが、金だけでなくその日のNY株、為替、金利、金融政策の変動とその原因を短い文章で教えてくれる。NY市場の最新情報を知るのに欠かせないコラムだ。
その豊島氏が米ウォール街で話題となっている「2019年のびっくりシナリオ」(12月28日早朝の日経電子版)を紹介している。確率は低いが起きたら株式市場に大きな影響を与える想定外のシナリオだ。以下、シナリオが実現した場合の、市場への影響を含めた筆者なりの解説を加えたい。
1. 米FRBの政策金利引き下げ(保有資産圧縮の停止)………株価は急反発
米中貿易戦争の跳ね返りなどで景気が減速、トランプ大統領の圧力もあり、年2回予定した利上げを停止、逆に利下げを実施。同時にFRBは保有資産売却を停止、再び金融緩和に転ずる。
2. パウエルFRB議長の解任………株価は一時急落、その後乱高下
トランプ大統領は株価下落の責任を、利上げを続けるパウエルFRB議長に転嫁、議長解任に踏み込む。中央銀行の独立性(信頼性)に疑念が生じ市場が反乱、議会の反発も起きる。
3.トランプ大統領の弾劾決議………一時乱高下だが、基本的には株価中立
モラー検察官がロシアゲートなど各種疑惑に関し決定的な証拠を提示、与党共和党内からも造反議員が出て下院の過半数、上院の3分の2が賛成、弾劾決議が成立、トランプ氏が大統領を辞職。
4.サウジアラビアの核装備………原油価格が急騰、株価は急落
トランプ氏の制裁に対抗、イランが核開発を再開。中東でイランと覇権を争うサウジアラビア・ムハンマド皇太子が米国の協力を経て核装備に踏み切る。VIX(恐怖)指数が急上昇。
5. トランプ大統領・習近平主席の和解………株価は急反騰、その後も上昇
米中とも景気後退、政権支持の急低下、これに耐えられず両トップが和解。中国が輸入関税引き下げ、輸入拡大、技術強制移転の禁止、知的財産保護を宣言、米中貿易戦争は一時終結。
6.中国経済の悪化・失業の拡大………株価下落が加速
米中貿易戦争の長期化で過剰生産・過剰融資が破たん、現在増
中の失業者がさらに拡大する。習主席は金融緩和、財政出動で対抗するが及ばずチャイナショックが発生。習体制にも亀裂。
7.英国EU離脱に関する再国民投票………株価は一時反発、その後は中立
EUとの離脱交渉が行き詰まり、メイ首相は首相辞任と引き替えにEU離脱の是非を再び問う国民投票の実施を宣言。再投票の結果、EU離脱派が敗北、英国はEUに残留する。
8.プログラム売買による異常なボラティリティーの常態化………株価の騰落が大幅、乱高下
株式市場の正常な株価形成を阻害するAI(人工知能)への過信。人智の復活を願いたい。
9.仮想通貨市場の破綻………株価には影響なし
すでにバブルは崩壊。他に有用なブロックチェーン技術を残せれば、市場消滅に未練なし。
続いて小生が選んだ「2019年びっくりシナリオ・国内編」を紹介したい。小生のような一介の経済ジャーナリストが紹介する「びっくりシナリオ」だから、実現の確率はさらに低くなるが我慢してお読みいただきたい。
1.為替条項を容認、対ドル90円台の円高に………日本株は急落
日米貿易交渉で通貨安誘導を禁ずる為替条項の導入を日本が容認。日銀の量的緩和、マイナス金利深掘りの大きな足かせとなる。日米金利差も縮小、デフレ再燃の懸念も出て円高へ転換。
2.10月の消費増税を中止、再延期………日本株は一時上昇
安倍総理は前年来の株価下落、その後の円高、景況感悪化を「リーマン危機級の事態」と判断して3度目の増税延期を宣言。株式市場は好感するが、日本国債の格下げが相次ぎ悪い金利上昇も。
3.夏の参院選挙で自民過半数割れ、改憲発議不可能に………日本株は下落
アベノミクス頂点での14年参院選に大勝利、その結果、自民の改選議席は65議席と過去最多。今回は円高、株価下落、アベノミクスが失速、野党の選挙共闘下の選挙となり大苦戦、参院で自民過半数割れ、自公3分の2議席を失い改憲発議も不可能に。安倍改憲 がレームダック化。
4.衆参同日選挙の実施、自民が過半数維持………日本株は上昇
参院選の自民過半数割れを避けるため、北方領土の2島先行返還、増税再延期を問うとして衆参同日選挙を実施、野党分断にも成功、自公が勝利し改憲の発議へ向かう。安倍総理は蘇生。
5.日韓緊張、日中冷却で訪日客減少に転ずる………日本株は一時下落
訪日外国人数で第1位は韓国、第2位は中国だ。総理支持の保守派に蔓延する嫌韓感情に便乗、強圧的な対韓外交を展開、反日感情が再燃、韓国からの訪日客が激減。安倍総理のトランプ追随外交が行き過ぎ反日感情が台頭、習主席訪日が暗礁に乗り上げ、
国からの訪日客も激減。残念!
このほか「日銀の金融政策が不能に陥る」「トランプ大統領がTPPに復帰」などの「びっくりシナリオ」も考えられるが、それらを含めて追々本ブログで書いてゆきたい。良いお年を。
話題の輸入関税情報
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まじで!!
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あ、デカイ声出てもうた
友達に頼まれた分以外に
地下には密閉容器もある
「でもネットにはそう書いてありマスよ!
輸入関税に関する情報総合図鑑
「そんなのハーレーじゃない」って、言うかも知れないけど。
ハーレーが、小型バイクを目論んでるらしい
250ccだと、400cc迄の普通二輪免許で普通に乗れます。
重量税は発生しないし、車検も有りません。
でも高速道路は走れます。
つまり250ccのバイクは、日本ではとってもお得なクラスのバイクなんですわ。
燃費だって良いし。
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米ハーレー、アジアで小型バイク投入へ 新規需要を開拓
2018年7月31日 / 08:56 / 1日前
米オートバイメーカーのハーレーダビッドソン(HOG.N)は30日、アジアでの小型・軽量モデル投入や電動バイクの世界販売を柱とする経営計画を発表した。
米国内の販売低迷や報復関税による負担増といった逆風にさらされる中、新規需要の開拓に力を入れる。
ハーレーは今後4年で6億7500万─8億2500万ドルを投じるほか、費用削減を進める。
2022年の売上高は59億─64億ドルを目標とし、同年の営業利益は経営計画によって最大2億5000万ドル押し上げられると見込む。
大型バイクで知られる同社は、主要顧客層の高齢化を背景とする米販売の低迷に直面しており、海外販売の拡大を狙い事業改革を進めている。
中国やインドなど急成長するアジア市場を中心に、小型・軽量モデルを投入して若年層の需要開拓を目指す。
バイク販売の伸びが著しいインドを含むアジア市場では、手頃な価格設定の排気量250─500ccクラスのバイクを開発する。
マット・レバティッチ最高経営責任者(CEO)は、アナリストとの電話会見で、2年内にアジアのメーカーとの提携を通じて、インド市場で軽量モデルの販売を開始したいと語った。
世界規模では店舗刷新やネット小売業者との提携を通じて需要を喚起する計画で、2020年に1250ccのカスタムモデル「パン・アメリカ」と975ccの「ストリートファイター」モデルを投入する。
レイモンド・ジェームズのアナリスト、ジョセフ・アルトベッロ氏は「ハーレーダビッドソンは世界的な消費者の嗜好の変化と米国内需要の低迷を認識し、成長分野を追求するための軌道修正と投資に乗り出している」と分析した。
ハーレーは米国の鉄鋼・アルミニウム輸入関税に対する欧州連合(EU)の報復関税を回避するため、欧州向けオートバイの生産を米国から海外に移す方針を明らかにしている。
同社は「世界的な事業の軌道修正には大幅な投資が必要になるが、全額をコスト削減や従来計画されていた投資や資源の再配分によって賄う方針」だと説明した。
2019年には電動バイクも投入する計画で、22年までに品ぞろえを増やす。
ウィリアム・ブレアのアナリスト、シャロン・ザックフィア氏は、ハーレーは「大胆な新製品の投入」に社運を賭けていると指摘。
新製品については、新規顧客開拓によって、既存顧客のコア層を遠ざけることになるかどうかという疑問が生じる可能性があるとした。
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ただ問題は、ハーレーのバイクの品質です。
維持が大変だというのは、ハーレー乗りの方からよく聞く話。
でもそういう品質と、付き合いながら乗るのが楽しみだ、という方もいるようです。
ジジイは嫌だけどね。
今時オイル漏れするようなバイクって、とても普段使いする気にはなれません。
「今後4年で6億7500万─8億2500万ドルを投じる」
ハーレー、設計は良いから、生産を日本の会社に任せたらいいと思うんだけどねえ
そうすれば、日本品質になりますし、投資も少なくて済むと思うけどねえ。
日本や東南アジアには、日本のメーカーが工場持ってますから。
何も低品質な生産技術で、バイクを作る意味が無いです。
がははー
モデルとしてはビンテージな「ヘイスト250」
これだと新設計せずに、生産時の品質だけ上げれば、売れそうな気がします。
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輸入関税 関連ツイート
そして高く買わされているのだ。
今年からは日本からの輸入車の関税引き上げに円安誘導は認めないと昨年から言っている。
5党1会派の議員ですら知らない。
だから、記者会見とツイートともしない。
対中赤字が多いのに日本が標的になっ…