厳選ショップで、主役を探し倒そう！

注意：↓↓↓こちらは新作ではありません！

別ブログで書いたお話を

こちらで再アップしております♪

学会の前日に現地に入り、関係者に挨拶をし終わったころには辺りは暗くなっていた

「あーめんどくさい。やっと解放された」

「教授、お疲れさまでした。あの…チェックインする前に食事に行きませんか？」

「そうだな…腹減ったし」

「今日…誕生日、なんですよね？」

「二宮に聞いたの？」

「はい。なのでお店、予約しときました！美味しい水炊きが食べられるお店なんです。俺にお祝いさせてください！」

「お祝いねえ…、別にめでたくもないけど」

「おめでたいに決まってるじゃないですか！櫻井教授が生まれてきてくれた日ですよ？そんな素晴らしい、」

「分かったから、早く店連れてけよ」

「あっ、そうですよね。凄く美味しいって有名でお酒の種類もたくさんあるんですよ。教授、日本酒好きですよね？」

そんな会話をしたのが数時間前

で、なんでこんなことになってるんだ？

本日の主役の俺がなぜ？

「きょーじゅー、おいしかったですねー」

「ほら、ちゃんと前見て歩け。ったく、酒弱いなら先に言っとけよ」

足元がふらつき一人で歩けなくなるほど酔っぱらっている潤の腰に腕を回して身体を支えて歩く

「よわくないも～ん。きょーじゅといっしょにのめてうれしくてーちょっとのみすぎちゃった、ふふふ」

こいつは飲んだらいつもこうなのか？

だとしたら危なくて仕方ない

なんとかホテルに着き、完全に酔っている潤をフロントのソファに座らせた

「潤、お前ここで待ってろ」

「はぁーい」

フロントで名前を告げると

「え？なにかの間違えじゃ…」

「いえ。櫻井様でツイン一部屋のご予約を承っております。それと、こちら二宮様からご伝言でございます」

「二宮から伝言？」

フロントスタッフから差し出された紙を受け取る

もう嫌な予感しかしない

『櫻井教授へ。俺からのサプライズプレゼントです。素敵な誕生日を』

あいつ…余計なことを

俺は手にした紙を握り潰しスタッフへ声をかけた

「ちなみに一部屋空きがあったり、」

「申し訳ございません。本日は満室でございます」

「….ですよね」

仕方なく部屋の鍵を受け取って

ソファで俺を待っているご機嫌な潤の元へと歩き出した

✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――

ご訪問ありがとうございます(✿´꒳`)ﾉ

ブログ(櫻日和)のお引越しに関して

沢山のメッセージありがとうございました

そりゃ驚きますよね

皆さんからの温かいお言葉

感謝感激です*_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ

アメンバー募集に関してもお問い合わせを

頂いております

どちらも個別にお返事ができなくて

ごめんなさい(｡>ㅅ<｡)💦sorry…

アメンバー募集は８月中にやる予定です！

その時はまたお知らせしますので

よろしくお願いします❤💜

sakura