「だるい」「疲れた」そんな人のためのゴースト

2017年11月に英語版が発売されたばかりの、を紹介します。

今回は、で追加される各種カードについて紹介とレビューしようと思います。

通常のドミニオン拡張とは違い、追加カード枚数や特殊なカードがかなり増えた拡張になっています。

「ギルド」などが小拡張、「海辺」などが中拡張、とすれば「ノクターン」は大拡張と言える拡張サイズです。

↓今回紹介しているノクターン（英語版）

ドミニオン新拡張「ノクターン（夜想曲、Nocturne）」カード紹介とレビュー（ノーマルタイプ、夜タイプ）

ノクターン（夜想曲、Nocturne）のノーマルなカード紹介

まずは、特殊なルールの理解が不要で、通常のドミニオンルールさえ知っていれば、プレイが可能になるノーマルなカード紹介から。

と書きましたが、何と残念なことに・・・たった３枚しかありません(笑)

他は全て追加ルール前提のカード。思い切ってますねー。

忠実な猟犬（Faithful Hound）

コスト：２

タイプ：アクション-リアクション

＋２ドロー

リアクション効果：このカードをクリーンアップフェイズ以外で捨て札にする際、このカードを脇における。ターン終了時にこのカードを手札に入れる。

やられても、捨てられても、自分の場所に戻ってくる忠実な犬です。

＋２ドロー〆は相変わらず弱い効果ですが、捨て札アタックなどを受けた際に、リアクション効果で次のターンにこのカードを持ち越すことが可能になります。

捨て札系アタックは数多いので、リアクションが発動する機会も多いかと。

が、パッと見て次のターンにこのカードを持ち越したところで強いか？と思ってしまった。

次のターンの手札に１枚増えても、あっても使わないことも多そうな・・・

リアクションした次のターンの手札は６枚になるので、このカードを何も考えずに使用するだけで、手札は７枚。

「鍛冶屋」を単発使用したのと同等の効果。

と考えると２コスにしてはまずまずだろうか。

これ、複数枚入れておいて一気に捨てれば、一気に戻ってきますね…

だからなんだという感じですが、何かコンボに使える可能性は感じます(笑)

使用後感想

点数：★☆☆☆☆

所詮はアクション２の〆カードという所でイマイチ強さを感じなかった。

秘密の会議（Conclave）

コスト：４

タイプ：アクション

＋２金

このターンに使用していないアクションカードを１枚手札から使用しても良い。

そうした場合＋１アクション

秘密裏に会議をして賄賂を貰い、ばれてない悪巧みであれば実行され、もう一回という感じでしょうか。

効果が発動しなければ＋２金のみ、発動すれば＋２アクション＋２金相当と中々強力。

特殊ですが「村」のような役割を果たす。

アクション〆カードが手札で被っても、このカードと組み合わせれば、最低でもあと２枚は使用できる。

同じアクションでは効果発動させられないため、多少デッキに多様性が必要。

多様なアクションを採用したデッキ、拡張「収穫祭」のカードとの相性が良いだろうか。

使用後感想

点数：★★★★☆

個人的に好きなカード。

擬似村でアクションデッキに入れておけば、序盤は村以上にいい仕事をする。

村ほど確実性はないが、アクション〆としても＋２金で最低限の働きをしてくれる。

悲劇の勇者（Tragic Hero）

コスト：５

タイプ：アクション

＋３ドロー

＋１購入

ドロー後に自分の手札に８枚以上のカードがある場合、このカードを破棄し、財宝カードを１枚獲得する。

勝利のため果敢に戦ってくれるが、頑張り過ぎると財宝を残して倒れてしまう、悲劇の勇者。

＋３という強いドローパワーと、１度のみ発動可能な、強力な効果を併せ持つアクション〆カード。

＋１購入は大量ドロー系アクションと相性が良い。

ドロー＆購入だけをひたすら繰り返すビッグマネー系デッキとの相性は良い。

このカード以外で＋１ドローしていれば効果発動。

発動は書き方からして強制。

何も考えずに金貨を獲得しても強いでしょうし、良い特殊財宝カードがあればそれを獲得しても良い。

使用後感想

点数：★★★☆☆

意外にあっさり倒れてしまい使い方が難しい。

金貨獲得は嬉しいが、このカードを獲得した目的は＋ドローのはず。

本拡張の「ネクロマンサー」で復活させ、また倒れて財宝獲得、とやると中々面白い。

—

以上、ノーマルカード紹介でした。

基本的な効果のカードは既にネタが出尽くしており
、「冒険」以降の新拡張では大きなルール追加もやむなし、という感じかもしれませんね。

以下、夜カードの紹介に続きます。

↓今回紹介しているノクターン（英語版）

ノクターン（夜想曲、Nocturne）の「夜（Night）」カード紹介

この拡張の目玉の１つともいえる、夜（Night）カードを紹介します。

黒いカードが特徴です。

名前や見た目の通り、ダークな内容と効果のカードが多いです。

１ターンに何枚でも使用可能で、つい買い過ぎてしまいます。

修道院（Monastery）

コスト：２

タイプ：夜

このターンにあなたが獲得したそれぞれのカードにつき、あなたは手札から１枚カードを破棄、もしくは、このターンにプレイした銅貨１枚を破棄、出来る。

１人子供が入ってきたら１人子供がいなくなる、というダークな感じのするカード。

純破棄圧縮カード。

圧縮率はそこまで高くないが、夜カードなので必ず使用可能。

１枚入れておけば、勝手にガンガン圧縮されていきそうです。

＋購入と組み合わせることで、圧縮スピードも高められます。

普通にパワーカードな気がするんだがどうだろう・・・

使用後感想

点数：★★★★★

やはり圧縮は強かった。

１、２枚入れておけば序盤から中盤にかけてかなり圧縮に貢献する。

使用後の銅貨も破棄可能というのが凄い便利。

ガーディアン（Guardian）

コスト：２

タイプ：夜－持続

あなたの次のターンまで、他のプレイヤーがアタックカードを使用した場合、あなたは効果を受けない。

次のターンに＋１金

このカードを獲得した場合、手札に入れる。

ガーディアンがあなたをすぐに守ってくれます。

海辺の「灯台」に、全ての面が似ている効果のカード。

このカードが手札に来たら、必ず使用して自分を防衛することが可能。

＋１金もされるため、使わない選択肢が見当たらない。

海辺の「灯台」もまずまずのカードだったので、このカードもまずまずかと。

最近のアタックは容赦ないものが増えているので、防御系カードの価値も比較的増している印象がありますね。

使用後感想

点数：★★☆☆☆

まずまずでした(笑)

酷いアタック場ではそれなりに仕事をしてくれる。

アタックが少ない場では、銅貨のように買うこと自体がマイナスになることが多い。

子供のすり替え（Changeling）

コスト：３

タイプ：夜

このカードを捨て札にする。あなたがこのターンプレイしたカードと同じカードを１枚獲得する。

このカードを使用するゲームでは、あなたが３コス以上のカードを獲得した際、「子供のすり替え」と交換することが出来る。

カードの絵柄がこれまでのドミニオンに似つかわしく無くアニメチックです。

赤ん坊をさらっているっぽいので、完全にダークな効果ですね(笑)

通常のアクションとした場合、回りくどくて遅いと思いましたが、このカードは夜カード。

１ターンにアクション消費とか関係なく何枚でも使用可能

コピーできるのはカード種類やコストが限定されていないので、ありとあらゆるカードへの変換が可能。

６コストの金貨などに変化させられれば上々。

使用後感想

点数：★★☆☆☆

効果が悩ましく、使用回数は少ない。

使用したカードのみ交換可能＆交換するなら高コストにしたいため、手札で腐ることが多い。

高コストのアクションや財宝カードに変換出来れば強いが、低コスト場だと弱い、という風に場を選ぶカード。

ゴーストタウン（Ghost Town）

コスト：３

タイプ：夜－持続

次のターンの開始時に＋１ドロー＋１アクション。

このカードは獲得時に手札に入る。

即時発動は拡張「異郷」で登場した効果だが、相変わらずどこまで恩恵を受けられるかメリットがわかりづらい。

次のターンに「村」＋「研究所」をもたらす効果は強い。

が、使用ターンには何もメリットが無いカード。

使用するターンは、実質手札は４枚で何とかしないといけない。

この点が夜カードの弱点であり、効果のバランスをとっている部分と思われる。

アクションとしても良さそうなカードだが、夜カードとしたのは何故だろう。。。

夜カードのイメージがちょっと違って、首をかしげている。

使用後感想

点数：★★☆☆☆

意外と強く無い。

使用ターンにメリットが何もない上に次のターンのメリットも大きく無いのが痛い。

名前の通り、＋２アクションが無い場合の擬似村として採用するのが主だろうか。

夜間警備員（Night Watchman）

コスト：３

タイプ：夜

あなたの山札の上から５枚を見て好きな枚数を捨てる、残りを好きな順番で戻す。

このカードは獲得時に手札に入る。

山札操作系カードの１つ。

警備員系のカー�
��は基本山札を警備しているようです。

無難な補助効果。

地図職人が５コストで強力な補助カードであることを考えると、３コストでこれはまずまず。

１枚入れておいて損になることは無いと思う。

複数枚同時に使う価値はあるが、同ターンで使うたびに捨てられるカードが減るので、価値が落ちていく。

入れるなら多くて２枚程度じゃなかろうか。

使用後感想

点数：★★★☆☆

次のターンの手札の質を上げてくれるため比較的便利。

１，２枚は入れたくなる。

悪魔の集会（Devil’s Workshop）

コスト：４

タイプ：夜

あなたがこのターンに獲得したカード枚数が、

２枚以上：インプカードを１枚獲得する

１枚：４コストまでのカード１枚を獲得する

０枚：金貨を１枚獲得する

効果がカード獲得枚数依存の面白い効果のカード。

獲得０枚時の金貨獲得は普通に強力だが、手札事故以外で、何も獲得していないターンってあまりない。

２枚以上獲得も意識しないとしづらいと思うが、成功すれば悪魔の儀式成功。

晴れてインプカードを獲得(インプレベルの悪魔で良いのか！？)。

また、手札に「悪魔の集会」が３枚あれば、「金貨」「４コスカード」「インプ」の３つとも獲得が可能。

見た感じ、「金貨」獲得が一番強そうです(笑)

使用後感想

点数：★★☆☆☆

工房の特殊版。

個人的には好きだが、大体が４コスト以下獲得になり、４コストで強いカードが無い場合あまり強く無い。

このカードを使って、このカードを獲得してしまう人も多いはず(笑)

「インプ」の効果はこちら↓

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インプ（Imp）

コスト：２

タイプ：アクション－亡霊

＋２ドロー

このターンで（同じカードを）使用していないアクションカードを１枚使用することが出来る。

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亡霊(spirit)属性の付いたカードは３種類あります。

「インプ」はその内の１つで、いつでも獲得できるようボード外に配置しておきます。

２コストと書かれていますが、２コストの効果では無いですね。

上手く使えば、＋２ドロー＋１アクションで「研究所」の５コスト相当。

大体のケースで１度は効果を発動できるはず。

見た目と名前の割に中々強力なカード。

ただ、エセ研究所であるため、過度な期待は禁物。

このカードが複数枚手札にあると無駄になることが多い。

使用後感想

点数：★★★☆☆

特殊な獲得条件なので中々強いかと思っていたが、あまり強く無い。

研究所だと思って使うとアクションが途切れて痛い目を見る。

所詮４コスト位の効果。

祈祷師（Exorcist）

コスト：４

タイプ：夜

手札から１枚カードを破棄する。

そのコスト未満の「亡霊」カードを１枚獲得する。

ちょっとした破棄効果と、ノクターンで初登場の「亡霊」カード獲得を併せ持つ。

「亡霊」カードとは、先に紹介したインプのように、亡霊というカードタイプを持つカードのことを言います。

ノクターンでは３種類登場します。

通常の王国カードとしては使用せず、ゲームのボード外に準備しておくタイプのカードです。

基本的にはコスト以上の価値を持ち、また、複数枚手札に来ても無駄にならないように作られており、中々強力。

同じ４コストで＋２アップ可能な改築と比べてどうだろう。

ちなみに獲得できるのはコスト「未満」のカードなので注意が必要。

4コストの亡霊を獲得するには5コストカードの破棄が必要になります。

使用後感想

点数：★★☆☆☆

手札から破棄が必要で、まず破棄条件が厳しい。

最強のゴースト召喚には５コストカード破棄が必要でこれまた厳しい。

それ以外の２種類はさほど強く無い。

銅貨を破棄しても何ももらえない。

うーーむ。。。

インプは先ほど紹介したので、残り２種類の亡霊カードを紹介します。

↓亡霊カード２つめはこちら

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ウィルオウィスプ（Will-O-Wisp）

コスト：０

タイプ：アクション－亡霊

＋１ドロー

＋１アクション

あなたの山札の一番上をめくる。

そのカードのコストが２以下だった場合、手札に入れる。

—

アクションと手札が、無駄にならない＋１アクション・ドロー付き。

上手くいけば、更にもう１枚引ける。

引けるのは２コスまで限定だが、銅貨を引けば実質＋１金だし、屋敷・呪いを引けば次のドローの質が良くなるし、ウィルオウィスプを引ければ、更に連発出来る。

デッキの質が良くなる終盤では価値が落ちてしまうカード。

終盤でも低コストカードの割合を維持する、低コストデッキなんてのも面白そうですね。

確実に弱いですが・・・

使用後感想

点数：★☆☆☆☆

ないよりマシな２コスト程度の能力カード。

期待しすぎましたが、良くある２コストレベルのカードパワーです。

同じ祈祷師から生まれるゴーストのサーチにこれが引っかかってしまい、折角のゴーストが台無しになることも。。。

↓亡霊カード３つめはこちら

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ゴースト（Ghost）

コスト：４

タイプ：夜－亡霊－持続

あなたの山札をアクションカードが出るまでめくる。

めくったカードは捨て札にして、出たアクションカードを脇に置く。

次のターンの開始時にそのアクションを２度使用する。

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アクションカードを強制的にサーチして、次のターンに倍の効果使用できるカード。

拡張「錬金術」に登場した「ゴーレム」を彷彿とさせますね。

アクションはランダムですが、基本どのアクションが出ても大体は良い方向に働くはず。

夜カードなので、手札に来たら必ず使用可能。

＋３ドロー系アクションなど引こうものなら、次のターンは無条件で、手札１１枚の１アクションから開始することが出来ます。これは笑うしかない(笑)

特別な条件でしか獲得できないだけあって、かなり強烈なパワーカードな予感がします。

他の２種類の亡霊はまぁ多少強い程度でしたが、ゴーストは大暴れしそうな予感がしますね。

祈祷師は基本このゴースト狙いでプレイすることになるんじゃないでしょうか。

使用後感想

点数：★★★★☆

普通に買うなら６コスト位のカード。

アクション２倍化は強烈だが、獲得条件が厳しいので、使用する頃にはゲーム中盤以降。

ターゲットアクションがランダムなので、「礼拝堂」を引いてきたりと不発に終わることもある。

ということで、使えばそこそこ強いが使用するまでが長い。

結果、大暴れはしないカードという評価に落ち着きました。

以下、強烈なカードが多い、５コスト以降の夜カード紹介に続きます。

↓今回紹介しているノクターン

靴の修理屋（Cobbler）

コスト：５

タイプ：夜－持続

次のターンの開始時に、コストが４までのカードを獲得し手札に入れる。

靴の精霊が夜な夜な靴を治して、朝起きたら良いものが手に入っていた、とかそんな感じ。

シンプルな効果だが流石の５コス。強いです。

工房のように４コストまでのカードを獲得可能。

違いの１つは手札に入れられること。

手札に入れて即座に使用可能のため、かなり柔軟に獲得カードを選択が可能。

違いの２つ目は手札に来たら毎回必ず使用可能であること。

使用するデメリットはほぼないので、基本的には手札にくる毎に使用して、４コスカードＧＥＴ＆即使用を繰り返せる。

サプライの４コスト以下のカードに、気軽に獲得できる有能なカードが無い場合は効果が弱い。

使用後感想

点数：★★★★☆

思った以上に便利です。

最低でも銀貨を手札に入れられるので無駄になることがない。

聖堂の地下室（Crypt）

コスト：５

タイプ：夜－持続

あなたがプレイした財宝カードをこのカードと一緒に好きな枚数端に置く。

端に置かれた財宝カードがある限り、あなたのターンの開始時に、その財宝カードの内の１枚を手札に入れる。

擬似的なデッキ圧縮効果を持つ。

銅貨をごっそり脇に置いて、毎ターン＋１金させるのは圧縮も兼ねていて普通に強い。

銀貨や金貨を脇に置いても、次のターンに即再使用可能で強い。

このカードを複数枚使用して、財宝カードをガンガン脇に置く作戦も普通に強い。

その場合、このカードが使用された枚数だけ、毎ターン財宝カード入手の恩恵を受けられる。

効果は特殊だがかなり強烈なカードという印象。

銅貨の獲得もこのカードがあれば逆に価値が見いだせる。

使用すると財宝カードが手札に入るタイプのカードとの相性が良い。

使用後感想

点数：★★★★★

想像以上にかなり強力。

圧縮と次ターン以降の＋金を同時に実現。

２枚使えば簡単に効果倍増。

罪の巣窟（Den of Sin）

コスト：５

タイプ：夜－持続

あなたの次のターンの開始時に＋２ドロー。

獲得時に手札に入れる。

シンプルな効果だが、次のターン＋２ドローが強烈な効果であることは、海辺の「船着き場」で証明済み。

次のターンに「研究所」を２回使った効果が得られる。これはどう考えても強い。

使用ターンには何も恩恵が無いので、次のターンに持ち越して、結果受けられる効果が高くなっている。

また、獲得時に手札に入れる効果が付いているのも同様で、夜カードが使用ターンに恩恵が無いというデメリットが予想以上に影響が大きいからと思われる。

これもアクションでない必然性は特にない気がするなぁ。

カードパワーでは船着き場の方が上。

使用後感想

点数：★★★★☆

普通に強い。次のターンが楽しみになる。

手札１枚圧迫するだけの価値ある効果を次ターンに与えてくれる。

吸血鬼（Vampire）

コスト：５

タイプ：夜－アタック－破滅

他の全てのプレイヤーは「厄災」を受ける。

吸血鬼以外の５コストまでのカードを獲得する。

このカードを「蝙蝠」と入れ替える。

相手の血を吸い僕とする。その後一時こうも
りに変身。という感じ。

破滅(Doom)タイプは後で紹介しますが、夜(Night)タイプも持っているのでここで紹介。

見るからに強烈な効果です。

「厄災」はランダム効果のアタックなのですが、見た感じ強力なものが多いです。

これまでのドミニオンで登場したアタックの効果が、大体入っている感じです(笑)

後々紹介します。

更に５コストまでのカードを獲得。

ドミニオンは５コストから、かなりカードパワーが増すので、それを獲得できるのは相当強烈。

夜カードなのでこのカードを使えない心配もありません。

ただし、制約が付いており、一度使用すると「こうもり」状態になってしまいます。

この制約が強烈なため、本カードは扱いづらいカードになっています。

使用後感想

点数：★★★☆☆

吸血鬼だけを連発できれば強いが、こうもり化するのがかなりの制約。

２回に１度しか使用できない能力にしては、そこまで強烈では無い。

やみくもに買っても勝てないカードですね。

「こうもり」の効果はこちら↓

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コウモリ（Bat）

コスト：２

タイプ：夜

あなたの手札からカードを２枚まで破棄する。

１枚でも破棄した場合、このカードを「吸血鬼」と入れ替える。

—

・・・え？このカードも普通に強くない？(笑)

「吸血鬼」から「こうもり」に弱体化したと見せかけて、普通に強力な圧縮カード。

礼拝堂まではいかないが、似たようなコストと圧縮ぶり。

ただし、吸血鬼とこうもりは、それぞれデッキ２周に１回しか使えないことになるため、恩恵を受けるスピードは遅いです。

また、こうもり状態ではカードを破棄しないと吸血鬼に戻れないので、手札が良すぎて１枚も破棄できず、こうもり状態が続くこともありそう。

こうもり自身の効果でデッキを圧縮しすぎるとこういう事態になりそうですね。

このカードのために、生贄になる安いカードを無理して獲得する、なんてことも出てくるかもしれません。

吸血鬼強すぎないか？と思いましたが、この制約があるので意外にバランスは良いカードなのかもしれません。

使用後感想

点数：★★☆☆☆

破棄は便利だが、吸血鬼とこうもりどちらかしか使えないため、圧縮に使おうにも中途半端。

手札から破棄なので使いづらい。

こうもりで破棄できなければ吸血鬼に戻れず、デッキがこうもりだらけになることも(笑)

狼人間（Werewolf）

コスト：５

タイプ：アクション－夜－アタック－破滅

あなたの夜フェイズの場合、他のプレイヤーは「厄災」を受ける。

それ以外の場合、＋３ドロー。

昼間は働き者のおじさんだが、夜になると野生の本能に支配され、人を襲ってくる。

夜フェイズって「これがやりたかっただけだろ」と突っ込んでしまいそうになるカード(笑)

圧倒的なカードタイプ数を持つカード。

カードタイプを数える系のカードとの相性抜群。

＋３ドローは強力なドロー効果で弱くはないのだが、鍛冶屋と同じ４コスト相当。

５コストにしては不十分。

しかも、アクションの「アタック」としても解決されるので、他のプレイヤーのリアクションを発動させてしまう。

夜に使用すれば「厄災」をばら撒ける。

夜の効果はそれだけ。

＋アクションがあれば基本的には昼間のアクションで＋３ドロー。

＋アクションが無い状態では、他のアクションを優先して、夜にアタック、という使い方になりそう。

このカードは＋アクションが付いていないにも関わらず、何枚入れても困らない、自分自身に相乗効果のあるカード。

昼間の＋３ドローで「狼人間」を数枚引いてきて、夜にまた厄災を連発するというのは中々強そうです。

狼人間連打は、かなり凶悪なアタックになりそうな気がします・・・

使用後感想

点数：★★☆☆☆

＋３ドローは強いが５コストとしては物足りない。

また、厄災は効果にムラがあり、思った以上に妨害効果が薄いのがネック。

狼人間デッキを作って１ターンに厄災アタック５連発とか打ってドヤ顔した挙句、次の相手のターンに普通に属州を買われた時はなんじゃこりゃ・・・ってなりましたね(笑)

襲撃者（Raider）

コスト：６

タイプ：夜－アタック－持続

手札を５枚以上持っている他のプレイヤーは、あなたがプレイしたカードの内１枚を捨てる。

捨てられない場合は手札を見せる。

次のターンの開始時に＋３金。

夜襲をかけて金品強奪、翌朝までにはガッポリ、という感じ。

拡張「ノクターン」で唯一のコスト６。

しかもコスト６のアタックとはかなり珍しい。

購入フェイズで銅貨や銀貨は使うはずなので、適当に使ってもそれなりに捨てさせることは出来そう。

あえて金貨のみを使い、この攻撃で相手の金貨を落とす、なんていう小技にも使える。

複数人プレイの場合、他の襲撃者によって手札を公開させられたプレイヤーが、別のプレイヤーの襲撃者によって略奪されていきそうです(笑)

次のターンの開始に＋３金もかなり強烈。

次のターンは手札６枚で内１枚が金貨が来るようなもの。

２枚使えば＋６金でまた襲撃者獲得。

これは止まらなそうですね。

明らかに同じ６コストの金貨を意識した作りになっており、明らかに金貨よりカードパワーが高い。

夜フェイズというシステムを導入したおかげで、財宝カードのように何枚手札に来ても無駄にならないカードになっている。

基本財宝カードはあくまでもベースカードで、アクションカ�
�ドの方が費用対効果を高くしたい、という製作者の意図が見られる。

使用後感想

点数：★★★★★

文句なしに強い。

アタックも結構刺さるため、やはり金貨より強い印象を受けた。

—–

以上、夜カードの紹介でした。

夜カードは何枚来ても無駄にならないと思って色々買って試してみましたが、いざ使ってみると使用ターンにメリットが無いという制約が思った以上に厳しく、単純には勝てないカードばかりでした。

長くなったので一旦切ります。

次の記事では、引き続き新カードを紹介します。

↓紹介しているノクターン（英語版）

参考：dominion strategy wiki

ダッシュ５弾の稼働に合わせて、メンバーズサイトで貰えるチケットに「マーシャドーふたたびコース」が追加されました。

遊べる期限は９月３０日まで。

ダッシュ１弾で捕まえられなかった方も多いと思うので、このチケットはありがたいですね〜。

「マーシャドーってなに？」という方のために、簡単にご説明します。

マーシャドーは、私が号泣しまくった２０１７年のポケモン映画『君に決めた！』に出てきた「まぼろし」のポケモン。

不思議な声のポケモンだったのですが、機械処理された音声ではなく、山寺宏一さんが演じてらっしゃいました。

物語では虹色の羽根に選ばれたマサラタウン出身の某サトシ氏を、３聖獣（３犬）と共に見定めながらホウオウの元へ導く、「影より導く者」として登場。

カワイイし味方なんだね♪と思わせておきながら、物語の終盤でラスボス化する、超強ぇポケモンです。

史上初の「かくとう」と「ゴースト」の複合タイプで、高い「こうげき」と「すばやさ」を誇ります。

（ちなみに２０１８年の映画で配信されるかもしれない、ゼラオラの方が「すばやさ」は高いらしいです）

専用技は物理技の「シャドースチール（９０）」で、溜め技以外ならゴーストの物理技最強だったはず。

シャドースチールを覚えているマーシャドーにマーシャドーＺを持たせれば、専用Ｚワザ「七星奪魂腿（１９５）」も使えます。

ガオーレに登場したのはホウオウと同じ。

ステータスや技に制約のあるガオーレのシステムが逆に功を奏して、マーシャドーの良さだけが詰まった１枚に仕上がりました。

私も１枚しか持ってないんで、たくさん挑戦しようと思います！

それでは、いつもの相性表を見てみましょー。

攻めるなら「ひこう、ゴースト、エスパー、フェアリー」のどれかだけど、「ゴースト」と「エスパー」は防御が不安ですね。

理想は「ノーマル」か「あく」を本体タイプに持っていて、なおかつ上記の４タイプの技を持ってるポケモンかぁ。

そんなの居るわけない……

居た(笑)

しかも、カモネギちゃんは必中持ちだし！

ここまで極端じゃないにしても、実は☆３以下に使えるディスクがたくさんあります。

一番マトモなのはドデカバシかな？

「くちばしキャノン（１００）」は当たるとかなり強力です！

ドデカバシには色違いも居るよー。

もちろん進化前の２体もＯＫ。

他にも攻撃は「ばつぐん」じゃないけど、防御面が特に優秀なポケモンをご紹介しましょう。

アローラコラッタ＆ラッタです♪

ダメージを食らう要素がありません(笑)

攻撃技が「あく」タイプなんで、ルーレット次第では十分戦えます。

あ、☆３アローララッタは、技が「ノーマル」タイプなのでご注意を〜。

似た構成のディスクだと、こんなのも居ますね♪

「ふいうち」してくるコアラとか、実際にいたらコアラ嫌いになるかも…。

やたらに「かみつく」ワンコやマングースも、もちろんイヤだ(# ﾟДﾟ)！

しっかりと対策を立てて、マーシャドーに挑みましょー♪

それでは、また〜☆