今の俺には主役すら生ぬるい

皆様こんばんは〜

今朝のNHK朝ドラ、『半分、青い。』泣きました～

 

いつもどこか本音を押さえ込んで、自己表現がうまくできない律クンが、岐阜犬の向こうにいる和子（わこ）さんに向かって、ずっと言えなかった本音を吐き出すシーン

 

“今回の発作で主治医からはいつ亡くなってもおかしくないと言われ、岐阜犬の向こうにいる和子さんに「あなたの息子で本当に本当に良かった」と感謝の気持ちを伝えた律。

普段は「和子さん」と名前で呼んでいましたが初めて「お母さん」と呼び、「面とは向かって言えなくてごめん。ふがいない息子で申し訳がない」と涙を流しながら胸の内を明かすも、その4日後、和子さんは満月の日に亡くなったことがナレーター（風吹ジュンさん）によって伝えらる悲しみの展開を迎えました。”＜Yahooニュースより＞

 

佐藤健さん演じる律クンの心情の吐露に、律クンの苦しさ悲しさを感じて、心をぎゅ～っと握り締められたような感じだったのと、自分の死を受け入れて、最期まで愛する者たちに静かな愛情を注ぎ続けた原田知世演じる和子さんが、本当に清らかすぎて･･･（宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』のヒロイン菜穂子さんを思い出す）

 

よく、ドラマ中で重要人物が亡くなると、○○ロス･･･なんて言葉が流行るけれど、今朝、私、完璧「和子さんロス」です

 

そう言えば、菅井きんさんが亡くなられましたが、菅井さんは女優になることを親に告げた時、父親から大反対をされたそうなのです

なんで父親が反対したかというと、父親の頭には＜女優とはとびきりの美女がなるものだ＞という思いがあったからなのだとか（笑）

 

主役になる女優はたった１人なのかも知れませんが、脇役の１人もまた、たった１人の役なんですよね

主役になる俳優は、沢山セリフもあるし、沢山登場するワケだから、ある意味表現しやすい部分もあるかも知れません

 

そう考えると、脇役の１人を表現したり演じたりするのは、主役以上に力量がいるのかも･･･

 

なんて考えると、さだまさしの『主人公』という名曲のように、誰もが自分の人生の主人公なんだよね

 

和子さん（原田知世さん）

菅井きんさん

私の中では、あなたたちは、本当に素敵な主人公でした