共依存のことを考えるとワインについて認めざるを得ない俺がいる
#18
→
無邪気に笑う瞳の奥に、通り過ぎた獣の影は一先ず見なかったことにする。
でも、それとこれとは別問題。
確信犯の顔で笑うからムカついて、ノーガードな額にデコピンを一発お見舞いした。
「ひゃっ、なんでぇ~?」
「なんか腹立ったから。」
ひどいひどいと頬を膨らませる様子に思わずぷはっと噴き出してしまい、さっきまでの静謐さは何処へやら。
マジ、愛嬌ある奴って得だよな?
強ばった気持ちもみるみる解け、薄い頬をむにっと摘んでやり溜息をつくと、
「拗ねんなって。誰も、ご褒美あげませんなんて言ってないだろ?」
気持ちを込めて軽く唇を押しあてた。
ほんのり赤くなった額に、むくれているほっぺたに、とがった唇のすぐ横に。
せっかくキスしてやってんのに恨みがましい視線を向けてくる欲深い恋人は、
「しょおちゃあん・・・」
「ははっ、なに情けない声出してんだよ。」
いや、お預け食らった犬じゃねーんだから。
当社比では今夜、充分お相手務めさせてもらってると思うのですが、これでは満足できませんかね御貴族様は。
「仕方ない奴だな。こっち来るか?」
「・・・うん。」
ソファーの上に呼び寄せると、いそいそ座って膝を揃える行儀の良さに頬が緩む。
髪を撫でてやると半分うっとり瞼を下ろし、躙り寄って耳の近くでお疲れ様と囁くと、
「しょおちゃん、オレもっとキスしたい。」
「・・・まだ足んねぇの?」
呆れた俺の態度にもめげず、真摯な瞳と熱のこもった声で請われ、
「してくれたら明日も撮影がんばれる。」
雅紀のこういうところがすごく、贔屓目に見なくても人として可愛いと俺は思う。
いくらでも優しくしてやりたいと思う反面、焦らして、勿体付けて、己の価値を最大限まで吊り上げたままいつまでも、
「いいよ。でも、お前は勝手に動くなよ?」
俺のことだけ欲しがってろと、底意地の悪い気持ちにだってなってくる。
あ、これはちょっとイイかもしんない。
俺の言いつけ通り目を瞑り、半日ぶりのキスを堪能している雅紀が大人しいせいもあるんだろうけど。
主導権を握っている安心感というのは大きくて、気恥しさも軽減されるからどんどん調子に乗ってしまう。
「っ・・・は・・・」
ほろ甘い舌の先にちゅうっと吸いつく。
どちらのものともつかない吐 息が肌を粟立たせ、気づくと俺は雅紀の腹に馬乗りになっていた。
「ふふ。しょうちゃん・・・ダイタンだね。」
「雅紀は余裕だな。」
てかさ、このまま俺が抱 いてやろうか?
そっちならほぼ抵抗ないんだけど実際・・・
うずいた身体を誤魔化すように顔を傾けいっそう舌をからめていく。
いつになく積極的な俺に、驚く雅紀をしっかとソファに縫いとめて、
「しょおちゃ・・・ベッド行・・・」
ガチャンと派手な音がしてどちらからともなく唇を離すと、足に当たったワインボトルが赤い水滴を散らしていた。
誰だよあんな所にビン置いた奴!って俺か。
「あーあーあー・・・もー最悪だわ。」
汚れた床と、汚した自分に悪態をつく。
ラグに染み渡る前にタオルを取ってこようと身を起こしたら、下からしがみつくように長い腕に制止され、
「雅紀?」
自分の足をつたう血のように赤いそれ。
・・・を、見つめているうるんだ二つの瞳に気づき、軽い気持ちで。
「なに、キレイにしてくれんの?」
「・・・うん。」
この判断が、悪かった。
限界まで自制しているケモノにそんなことを許したら、その後どうなるかくらい普段の俺なら予想できそうなものなのに。
つづく
ココロに夢とワインを。
#18
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無邪気に笑う瞳の奥に、通り過ぎた獣の影は一先ず見なかったことにする。
でも、それとこれとは別問題。
確信犯の顔で笑うからムカついて、ノーガードな額にデコピンを一発お見舞いした。
「ひゃっ、なんでぇ~?」
「なんか腹立ったから。」
ひどいひどいと頬を膨らませる様子に思わずぷはっと噴き出してしまい、さっきまでの静謐さは何処へやら。
マジ、愛嬌ある奴って得だよな?
強ばった気持ちもみるみる解け、薄い頬をむにっと摘んでやり溜息をつくと、
「拗ねんなって。誰も、ご褒美あげませんなんて言ってないだろ?」
気持ちを込めて軽く唇を押しあてた。
ほんのり赤くなった額に、むくれているほっぺたに、とがった唇のすぐ横に。
せっかくキスしてやってんのに恨みがましい視線を向けてくる欲深い恋人は、
「しょおちゃあん・・・」
「ははっ、なに情けない声出してんだよ。」
いや、お預け食らった犬じゃねーんだから。
当社比では今夜、充分お相手務めさせてもらってると思うのですが、これでは満足できませんかね御貴族様は。
「仕方ない奴だな。こっち来るか?」
「・・・うん。」
ソファーの上に呼び寄せると、いそいそ座って膝を揃える行儀の良さに頬が緩む。
髪を撫でてやると半分うっとり瞼を下ろし、躙り寄って耳の近くでお疲れ様と囁くと、
「しょおちゃん、オレもっとキスしたい。」
「・・・まだ足んねぇの?」
呆れた俺の態度にもめげず、真摯な瞳と熱のこもった声で請われ、
「してくれたら明日も撮影がんばれる。」
雅紀のこういうところがすごく、贔屓目に見なくても人として可愛いと俺は思う。
いくらでも優しくしてやりたいと思う反面、焦らして、勿体付けて、己の価値を最大限まで吊り上げたままいつまでも、
「いいよ。でも、お前は勝手に動くなよ?」
俺のことだけ欲しがってろと、底意地の悪い気持ちにだってなってくる。
あ、これはちょっとイイかもしんない。
俺の言いつけ通り目を瞑り、半日ぶりのキスを堪能している雅紀が大人しいせいもあるんだろうけど。
主導権を握っている安心感というのは大きくて、気恥しさも軽減されるからどんどん調子に乗ってしまう。
「っ・・・は・・・」
ほろ甘い舌の先にちゅうっと吸いつく。
どちらのものともつかない吐 息が肌を粟立たせ、気づくと俺は雅紀の腹に馬乗りになっていた。
「ふふ。しょうちゃん・・・ダイタンだね。」
「雅紀は余裕だな。」
てかさ、このまま俺が抱 いてやろうか?
そっちならほぼ抵抗ないんだけど実際・・・
うずいた身体を誤魔化すように顔を傾けいっそう舌をからめていく。
いつになく積極的な俺に、驚く雅紀をしっかとソファに縫いとめて、
「しょおちゃ・・・ベッド行・・・」
ガチャンと派手な音がしてどちらからともなく唇を離すと、足に当たったワインボトルが赤い水滴を散らしていた。
誰だよあんな所にビン置いた奴!って俺か。
「あーあーあー・・・もー最悪だわ。」
汚れた床と、汚した自分に悪態をつく。
ラグに染み渡る前にタオルを取ってこようと身を起こしたら、下からしがみつくように長い腕に制止され、
「雅紀?」
自分の足をつたう血のように赤いそれ。
・・・を、見つめているうるんだ二つの瞳に気づき、軽い気持ちで。
「なに、キレイにしてくれんの?」
「・・・うん。」
この判断が、悪かった。
限界まで自制しているケモノにそんなことを許したら、その後どうなるかくらい普段の俺なら予想できそうなものなのに。
つづく
ワインの挑戦の歴史は、 その65%が敗北の歴史でもある。
クリーム添加された白カビ一つサンタンドレ。


焼き菓子にもぴったり。香りが飛ばないのでコクのある濃厚なケーキに。


【日時】12/20(木) 11:00〜13:00
※11/22も同内容で実施しました。
【会場】講師自宅教室Petits Pois プチポワ
(横浜市青葉区)
【参加費】5500円
【内容】
ワイン2種類(スパークリング、赤)
チーズ6種類程度
はちみつ2〜3種類
副食材、サラダ、パン、食後のお飲み物等
※チーズやワインのお話の他、チーズのカッティングデモもまじえながら、タイプごとの取り扱いについてもレクチャーします。
【その他】一部の蜂蜜は購入できます。
※インスタのメッセージもしくはメールで受け付けています。お申し込みの際は、以下の情報を添付いただきましようお願いします♡
①お名前
②電話番号
③ご住所
笹井純子
※docomo, au, softbankなどのキャリアメールの場合、迷惑メールのフィルターの設定をGmailから受信可能に設定変更していただき、念のため、電話番号も添えていただきますようよろしくお願いいたします。
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無邪気に笑う瞳の奥に、通り過ぎた獣の影は一先ず見なかったことにする。
でも、それとこれとは別問題。
確信犯の顔で笑うからムカついて、ノーガードな額にデコピンを一発お見舞いした。
「ひゃっ、なんでぇ~?」
「なんか腹立ったから。」
ひどいひどいと頬を膨らませる様子に思わずぷはっと噴き出してしまい、さっきまでの静謐さは何処へやら。
マジ、愛嬌ある奴って得だよな?
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主導権を握っている安心感というのは大きくて、気恥しさも軽減されるからどんどん調子に乗ってしまう。
「っ・・・は・・・」
ほろ甘い舌の先にちゅうっと吸いつく。
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「ふふ。しょうちゃん・・・ダイタンだね。」
「雅紀は余裕だな。」
てかさ、このまま俺が抱 いてやろうか?
そっちならほぼ抵抗ないんだけど実際・・・
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いつになく積極的な俺に、驚く雅紀をしっかとソファに縫いとめて、
「しょおちゃ・・・ベッド行・・・」
ガチャンと派手な音がしてどちらからともなく唇を離すと、足に当たったワインボトルが赤い水滴を散らしていた。
誰だよあんな所にビン置いた奴!って俺か。
「あーあーあー・・・もー最悪だわ。」
汚れた床と、汚した自分に悪態をつく。
ラグに染み渡る前にタオルを取ってこようと身を起こしたら、下からしがみつくように長い腕に制止され、
「雅紀?」
自分の足をつたう血のように赤いそれ。
・・・を、見つめているうるんだ二つの瞳に気づき、軽い気持ちで。
「なに、キレイにしてくれんの?」
「・・・うん。」
この判断が、悪かった。
限界まで自制しているケモノにそんなことを許したら、その後どうなるかくらい普段の俺なら予想できそうなものなのに。
つづく

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牛乳が飲めなくて
子供の頃の給食でも
いつも友達に飲んで貰って
いました。
チーズ
ヨーグルトなどの乳製品は大好きなのにね(笑)(笑)
そんな事もあって
ワイン好きにったのかな…
なんてね🍷
いつもこれくらいの
チーズがお家… https://t.co/LlXRF5i2HH
お食事🍴にワイン🍷に、カフェ☕にお楽しみいただけます。デザート🍰もありますよ。
ぜひご利用ください😊
https://t.co/w4uoshfGcD https://t.co/BlsTfIpAZX
・MCTバターコーヒー
・ゆで卵×2
・キウイ×1
・チーズ×1
昼
・鍋の残り+豆腐半丁
おやつ
・プロテインメイプル20g
・和栗チーズ
・コーヒー
夜
・ハーブチキンソテー
・ゆで卵、トマト、アボカド
・ミートソース卵チーズオーブ…
本物がわかる炎とホーめっちゃいい…!!おちる炎を見たくない一心で頑張るホーもいいし、なんだかんだno.2でワインとか食材とかなら普通に判別できるのもいいな〜〜