大企業でわかる経済学
今日も読んでくださり、ありがとうございます
山花聡です ⇒ 自己紹介はです
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それでは、本日も最後までお付き合いください
先週のトヨタの社長の発言が話題になっています。
「なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
会見の最後の部分だけの引用になりますが、要するに『近い将来、終身雇用ができなくなりますよ』ということですね。
山花は、企業の人事関係のコンサルもさせていただいているのですが、人事関係で協力関係にある人たちの間では、終身雇用は既に終わっている話なんです。
これは【終身雇用制度】と【年功序列制度】で成長してきたトヨタのような大手企業がこれからどうすべきかの話です。
この話を経営者の方にするのか、従業員側の方にするのかで、お伝えすることは変わります。
ちょうど昨日、就職活動中の長男の同級生の話を聞く機会がありました。
その子は岡山県の地場のそこそこの企業に内定をもらっていて、新卒で入社しピーク時でもらえる年収が600万円くらいだろうと言ってました。
もうひとりの子は、大手の運送会社ですでに働いていています。
センターによって収入が変わってくるらしいですが、40歳までは他の企業に比べて給料が良いから、そこで働いているとのことでした。
これは・・・
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人生に必要な知恵は全て大企業で学んだ
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
ある会社の社員Aさんと食事をしていた時のこと。
Aさん:
「うちの社長は、社員の好き嫌いがあるんです」
松本:
「私もありますよ。ダメですか?」
Aさん:
「社長はダメですよ。みんなと上手くやっていかないと…」
松本:
「どんな社長だって、苦手な社員は一定数いると思いますよ。
バレないようにしているかだけの違いでは?」
Aさん:
「そうなんですか。社長は人格者でないと…」
こんなやりとりがありました。
2:6:2の法則は、人間関係でも存在すると言われます。
2割:自分に好感を持ってくれる人
6割:状況や行動次第で自分に好感を持ってくれる人
2割:自分に好感を持ってくれず否定する人
ある程度の人数が集まれば、
一定数の人からは好かれないと思うと気が楽ですね。
つまり社長が何をしても
「社長は好き嫌いがある」「人によって態度が違う」と
いう人は一定数出てしまうのです。
特に30名以下の小さな企業。
小さな企業で大きな企業と競わないといけない。
「社長は好き嫌いがある」という人は、
この社長と一緒に働かなければいい。
小さい=少数精鋭部隊になる必要があります。
だから社長が好きなメンバーというよりも、
現実的に社長が嫌いではないメンバーで
チーム編成したほうが生産性も成果も高いでしょう。
もちろん大きな会社になっていけば
事情は異なってくると思います。
ただ小さな企業で厳しい市場で生き残っていくには、
社長のリーダーシップが一番の鍵です。
リーダーシップという炎に水をかけるような人は、
むしろ居ないほうがいいのではないでしょうか。
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