ちょっと心配はナショナリズムを超える!?



これは凄い!ちょっと心配を便利にする6つのツール
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ちょっと心配にうってつけの日
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ちょっと心配でちょっと優雅に
スマホに表示された名前を見て、ものすごくイヤな予感がした。
今まで、この人から電話がかかってきたことがあるだろうか・・・。
「すみません、ちょっと失礼します。」
俺はスマホを持って、急いで部屋をでた。
「・・・もしもし?」
『あ、櫻井先生?お忙しいところすみません。二宮です。今、大丈夫ですか?』
「うん。大丈夫。」
『あ、1人?周りに他の先生いないの?』
「うん。急いで部屋を出てきて・・・。っていうか、珍しくない?二宮先生が電話なんて・・・。」
『・・・あの、実は・・・。』
はい?
反対側のホテルに来てる?
「え?反対側って、俺たちが下見に来てる、このスキー場の?」
『・・・うん。』
「なんで、また・・・。」
『いや、まーくんがね、ちょっとヤキモチっていうか・・・。』
「え・・・?」
『櫻井先生が、すごーく行きたくなさそうだったから、何かあるんじゃないか、って・・・。行けば何か分かるかもしれないから、って。』
俺は心の中で、大きくため息をついた。
「で、その何か、は・・・。」
『なんか、夏に牧場でお世話になった親戚の方いるでしょ。』
「え?あ、あぁ。」
あの乳搾りに行ってケーキ作ったところか。
『たまたまあそこのおばさんに会って・・・。それで聞いたみたい。あ、俺と智は詳しくは聞いてないけど。』
「え?大野先生まで来てるの?」
『あ・・・。うん。ごめん。』
やっぱり!
さっき見た後姿は雅紀と二宮先生と大野先生じゃなかったんだ!
俺の錯覚じゃなかったんだ!!
「雅紀は・・・なんて?」
『俺も詳しくは聞いてないけど・・・昔のことだから、って。最初はちょっと考えていたっぽいけど、ご飯食べたら元気になって。』
雅紀らしいな。
『それで、今、ナイター滑りに行ってるんだけど。』
「1人で?」
『そうなんだけど、すぐ帰ってくるよ、って行ってたのに、なかなか帰ってこなくて、電話しても出ないし。
ただ、夢中になって滑ってるだけなんだとは思うけど、ちょっと心配になって・・・。
一応、この辺は、櫻井先生が詳しいだろうから、櫻井先生の耳に入れておいたほうがいいかも、と思って。』
俺は、エレベーターホールの窓から、外を見る。
まだリフトも動いてるし、滑ってる人もまぁまぁいる。
でも、上の方は真っ白だ。
あまり、上の方に行ってないといいんだけど・・・。
「連絡くれてありがと。ちょっと行って見てきてみるわ。」
『あ、ほんと?そうしてもらえると・・・。』
「二宮先生の言うとおり、ここのスキー場は、俺にとっては庭みたいなもんだから。大丈夫。雅紀を見つけて驚かしてくるって!」
電話口の向こうで、二宮先生のホッとした雰囲気が分かった。
『良かった!すみません、まぁ、まーくんは運動神経いいし、スノボも結構上級者だと思うから、俺の取り越し苦労だとは思うけど。』
「大丈夫だよ!驚かして、雅紀とのスキーを楽しんでくるわ!」
俺は一抹の不安を押し殺して、電話を切った。
塚田先生と橋本先生には「やっぱりちょっとナイター滑りたくなったので・・・。」とテキトーにごまかし、俺はスキー場に急ぎ足で向かった。
つづく
ちょっと心配は、いくつかほしいよね








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繊細なワイヤーのリングになるので、小さなお子様がいらっしゃる方はちょっと心配かもです…!そして引っかかりやすさも..!🤔
撮影の小道具として、短時間使用する… https://t.co/UA1hF4Yx9T