やっぱり患者が好き
タイトルを見て、お立ち寄りいただけてたら
うれしいです
いつも読んでくださってありがとうございます
このブログを見てくださっている方は、私と同じ
ように、うつ病だったり、躁うつ病、パニック障害、
強迫性障害、統合失調症など、ご本人やご家族が、
精神科や心療内科に通院されている方が多いかと
思います。
ジャンルが「メンタルヘルス」ですものね、当然
といえば当然
もちろん、精神科や心療内科に行く理由があって
行かれたのだと思いますが、診察を受けても、
腑に落ちないことや、納得いかない、どうも違う
気がする…という気持ちは、多かれ少なかれある
と思います。
でも、私がかかっている先生に言われたことが
あります。
「自分で自分に病名をつけたらいけない。」
自分で自分に病名をつけたら、その病名(病気)に
飲み込まれるから。
精神科の病気は判断が難しい。
だから、自分で病名をつけちゃいけない。
そう言われたことがあります。
精神科の治療は、主に対処療法です。
症状の改善のために薬の力を借りる。
だから、先生が病名の判断を間違えたら、必要の
ない薬や、とんでもない薬を飲まされたりする
ことになりかねません。
抗精神病薬(メジャートランキライザー)は、とても
強い薬です。
そんなもの、必要もないのに飲まされて、副作用
に苦しむなんてことがあってはいけない。
もし、そうなったら、すぐに先生に言って、薬の
中止や変更、副作用によっては、その副作用を
抑える薬もいります。
精神科や心療内科は、先生の診断がすべてです。
先生を信じられないなら、薬も信じられないなら、
治療になりません。
信じられない先生(病院)にかかっていても、治る
ことはないと思います。
私も、完治、寛解はしていませんが、十数年前、
先生のところで泣き崩れたあの状態を考えると、
現在は、かなり良くなってます。
いい先生に出会えたおかげだと思っています
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【終わりの始まり】
2016-02-20
【終わりの始まり】
ー 不十分なうつ期 ー
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これは3回目の大再発をしたときの様子です。
◆
職場にはふらふらになりがら行き、自分には不可能なノルマの
患者さんを与えられ、
昼は、
患者さんの食事介助で、昼御飯も昼休みもとれない状態でした。
ひねくれた上司から
『くまさん、人格障害だとおもってた。だって職場にくるじゃん!おれの知ってるうつ病は、職場に来なくなるからさ。』
と、助手のひとにデタラメな簡単なうつ病講座をひらいていた。
『うつ病のひとは心のバケツが小さいんんだ。だから普通のひとなら耐えられるストレスも、小さいバケツ だとすぐ溢れて職場にこれなくなるのさ!』
もし、そのとき元気であったなら、殴り倒していただろう・・・。
(おれのこころのバケツを勝手に小さくしないでくれ!)
もとい、
◆
この時の処方は前医のもので、
パキシル(朝昼晩)
デパス(朝昼晩寝る前)
ワイパックス(頓服)
なんという、治す気がない処方だろう・・・。
実際には4時ころに頭痛・頭重・不調で、ワイパックスと夜分のデパスを服用して、耐えていた。
ワイパックスは何故か正直効いてなかった。
前医に”頓服にもデパス”をお願いしたが、一日4錠までが限界量のため、ワイパックスしかだせなかった。
正直、うつ期の不調だが、デパスの依存も形成されていたのだろう。
さらに、パキシルも効いているのか怪しかった。
休職をお願いして、診断書もだして、上司が勝手にビリビリに封筒をあけ、
(本来は真の上司は院長で、院長が開封せねばならない書類・・・)
”診断:うつ状態””休職を要する”
これをみて、『院長になんていおうか』と、やるきない返事で、休ましてもらえないのでフラフラにしながら病棟へいき、リハビリをはじめた。
そしたら、院長が急に現れ
『くまさん、休職ですから、直ちにお帰りください、すみません』
さすが院長である。
上司は所詮理学療法士(薬や医学的な部分へ関われない)
この日から休職することになった。
◆
前医のところにいき、休職を伝えると、
『さて、どこから治してあげようか……。(耳を疑った、神様か!)』
まず、眠れないのを治しましょう。(レンドルミンとアモバン)
つぎに元気が出るお薬をだします。パキシルと一緒に飲んでください。(アモキサン)
これで、ねむれて元気が出てくるでしょう。
これが【終わりの始まり】である。
アモキサン、下剤と一緒に続けたかった。
アモキサンはたしかに効果があった。
寝てばかりだったのが、ちょとなら外出できるようになった。
わたしがネットで、アモキサンの誤った情報をみて怖くなってしまい、
(気分を上げる薬で、ヤク同様依存性あり、便秘は酷い。腸閉塞を来すことも……。)
これをそのまま信じてしまい
前医に『アモキサンを止めさせてください!』
→前医の怒号
→処方はアモキサンだけ抜いた処方。抗うつ薬はパキシルだけになってしまった。(別の抗うつ薬にしてくれてもよかったのに……。)
これから長~い闘病が始まろうとは全くわからなかった。
パキシル(朝昼晩)
デパス(朝昼晩寝る前)
レンドルミン、アモバン(寝る前)
これまた、なんとやる気がない処方だろう。
これが、微妙に寛解せず、でも前医は処方を変えてくれなかった。
海へ行ってカヌーを漕いだりはできるようになったが、
職場でボランティアでカルテ整理をしたりすると、吐き気がしたり、胃が痛かったり、で、
内視鏡もやったが、胃炎だけだった。
そして、1年が経ち、清掃の仕事を用意してくれたが、とても終日はたらくのは厳しかった。
(この1年がおかしかった。うつにもならず、躁転もせず、気分は低空飛行であった。)
そして、退職となったのである。
ここからは休職手当てで生活し、11月に失業者になり、失業手当ての生活になった・・・。
お金のことがこの先どんずまりであった。
ここで、今の主治医に診てもらえるようになった。
ここからが、双極性障害との闘いになっていくのである。
(くまの実話です・・・)
患者 おいしさと楽しさと健康と
看護師さんがおっしゃっていたのですが、人工肛門にした人は術後最初に患部を見るまで時間がかかることが多いそうです。
私が翌日に「見ます!」と言えたのは、無知だったからですね。事前に知識があれば、怖くてなかなか見れなかったかもしれません。
人工肛門になる人は、ガンや病気などで小腸や大腸を使うことが困難になった患者さんが多いそうです。私のように出産(というかケガ)がきっかけで人工肛門になる人はおそらく少ない。
人工肛門を開設すると、ストマケアが自分でできないと退院できません。
まずはお腹に貼る「便を溜める袋」の接着面を、自分のストマの大きさにハサミで切らなくてはなりません。これが、なかなか大変です。
だって自分のストマの形や大きさを把握して、その形通りに接着面に穴を開けます。
上手く切れなかった場合、穴が小さければ装着の際にストマを傷つけてしまったり、穴が大きければ便がお腹の皮膚に直接ついてしまいかぶれたりただれたりします。
当時20代後半だったので細かい作業も苦ではなかったので、すぐに自分のストマの形に穴を開けられるようになりましたが、ご高齢でこの作業を初めてやるとなると大変だろうなぁと思いました。
あとは、数日おきに袋を貼り替えが必要なので自分で貼り替え作業ができるようにならなくてはなりません。
当たり前ですが、人工肛門として出ている腸には自分の意思で中身を止めたり出したりする調節機能はありません。貼り替えの最中にも中身が出て来てしまい、油断していると大惨事になります。
袋はそれなりに高価なので数日(4~5日)使います。貼り替え作業はそれなりに手間なので、上手に貼れていたら最長で1週間くらい使えていました。
上手く貼れていないときは、1日もたなかったり。1枚700円前後のものを使っていたので失敗するとへこみました。
夏は袋を長期間使うと汗で接着面がかぶれたりかゆくなったりするので、安価な袋にして毎日替えることもありました(安価でも1枚300~400円)
※私が使っていたものなので、もっと値段には幅があるかもしれません。あと少し前の話なので、今はまた違うかも。
自分の肌に合う袋が見つかるまでは色んなものを試しました。
接着面の接着剤が合わないと、簡単にはがれてしまったり、皮膚がただれたりと苦労しましたが合うものが見つかれば失敗も減りました。
私は初めから意外と恐怖心なくストマケアを行うことができましたが、若さゆえの勢いだけで乗り切れたのだと思います。
退院して自分のストマケアと赤ちゃんのお世話とを両立してやっていけるか。
この頃は前向きなような後ろ向きなような、複雑な気持ちでした。