リーガル 一瞬も一生も美しく
無能な自宅警備員がリーガルをダメにする
そういえば、
今の仕事をやる前は、
3年ほど、出版社で働いていました。
所属は編集校閲室、
その頃のバイブルは、
校正必携という本と、広辞苑でした。
携帯はスマホではなく、
インターネットが一般的になり始めた
時期です。
私のような大卒そこそこの素人にも
会社にとっていちばん大切な商品の本の
校閲をさせるのは
その当時の社長の方針で、
素人にもわかりやすい本を作るため、
校閲が絶対的な立場として、
大切な仕事を任されていました。
とはいえ、
タイトなスケジュールの中、
ライターが必死になって
徹夜で書き上げた記事を校閲させて頂く立場、
根拠のない指摘は出来ないので、
誤字脱字も校正必携と社内マニュアル、
その本ごとのルールを綿密に頭に叩き込み、
文章についてや意味合いの指摘は
必ず広辞苑等を根拠にし、
出来る限り失礼にならないよう心がけながら、
赤字を入れていました。
今の、このお仕事でも、
色々なお客様の要望があり、
たとえば
それが法的に守らなければならないことと
矛盾しないよう、
自分の中の基準や根拠が
揺らがないよう、
いつも気を付けています。
突き詰めていけば、
その根底にあるのは、
正義感だったり、リーガルマインドだったり
するのですが…。
お客様の要望に柔軟に対応しながらも、
芯の通った仕事をする、
そのためのスタンダードを
事務所全体で共有できるのが
いちばんの理想です。
先週末行った、大好きな珍しい植物たちが
たくさん集められた代々木ヴィレッジ。
そんな、
世界各国の珍らしい植物たちを
眺めながら、
ときには自分の固定観念を覆してみるのも、
面白いです。

リーガル 関連ツイート
所詮この一連の裁判の正体が、嫌われ者を吊るそうという国民的イベントに過ぎないんですから。
己のつまらない人生の憂さ晴らしのためにね
(リーガルハイ 2期)