ミステリーを理解するための10冊
地方のヲタ友が入院することになった。
手術後の入院は10日程だという。
暇だから本をしこたま持っていくわーと言っていたので、お見舞いには行けないけど本のお見舞いをしようと考えた。
人に贈る本ねぇ・・・
死ぬほど迷う!
友達同士で読んでいる本を交換したり、伯母に読み終わった本を勝手に送り付けたり、
そういうのとは違う。
しかも彼女は入院中なのだ。
シチュエーション、精神状態、諸々考えたら選べないじゃん!
いつも読んでるミステリーはガッツリ人が死ぬし、読んでみたらうっかり泣けた感動本も案外「死」を扱うものが多かったりするんだよね。
重篤な手術ではないと言うけど、手術はどんな手術でも不安なことに代わりないし、
前向きになれる本がいいか?
これまで読んだ本を思い出し、しかも少なからず本を読む友達とダブらなそうな本を・・・
難し〜~〜~〜
というわけで、
入院中は本を読む!と言ってた友達の言葉を頼りに、
本を読み続けたと過程した「箸休め本」をテーマに物色開始。
ただ眺め続けられそうな、写真メインの本を4冊購入した。
活字に疲れたらペラペラめくり、疲れたらポイッと枕元に投げてしまえる気楽なもの。
花の写真集とインテリアの雑誌、
一応友達の趣向も検討したつもりだけど、まあ暇つぶしの箸休めくらいになればいいのだが・・・
人に本を贈るって難しいけど、その人のことばかり考えている時間はかなり貴重で贅沢な時間だった。
欲しいものをあげるプレゼントに慣れてしまっていたけど、贈り物とは本来そういうものなのかもしれないなぁ、などと思った一件。