山陽コレクターズ倶楽部

早いもので５月ももう直ぐ終わりですネ。

５月って年度変わりが済んでも、新年度の町内会費の集金がやっと終わ

りましたが、月が変って３日には町内一斉清掃（川掃除)も予定されていま

す。実は私が住んでいる地域は、旧児島湾を埋め立てた場所なのです。

そんなこともあり、同じ小学校区内でも、用水路が多いためそのごみを拾

うだけでも大変なので、学区内でも他の町内会は年に１回ですが、私の

町内では春秋２回の川掃除をしています。

また翌週の１０日は２０年余り幹事をしている町内旅行も決まって居ます

が、梅雨時期なので天候が心配です。「マッサン」でお馴染みの竹原と、

呉の「大和ミュージアム」に参ります。

さて、今日の記事ですがちょっとした小ネタを３件、トピックス的な内容で

すがお付き合い下さい。

　　　　　（３件とも５月２２日の【山陽新聞】から画像もお借りしています）

先ず最初の話ですが、今更ですが岡山駅を通っている新幹線は「みず

ほ」「さくら」もありますが、古くからお馴染みなのは「こだま」のぞみ」で

す。そんな岡山で働いているのは児玉望見（こだま・のぞみ）さんです。

（写真が横向きになって済みません）。勤務先は「こだま」も「のぞみ」も

乗り入れるＪＲ岡山駅の新幹線上りホームのうどん店「ふるいち」です。

名前との縁を感じさせるような場所で働いている児玉さんの名札を見

て、思わず笑顔になるお客さんも多いそうです。福山市出身の彼女が

生まれたのは、のぞみ号がデビューした９２年の２５歳ですが、「新幹

線にちなんで名づけられた訳ではないんですよ」と。由来は違えども、

派遣会社に登録し１月に同店が職場になった際には「名前を意識して

『名物お姉さん』になろうと思いました」と言っています。

最初は漢字の名札でしたが、より分かりやすくするため今月から平仮

名に切り替えました。接客時にお客さんから「本名？」と声を掛けられ、

そこから会話が進むこともあり、「コミュニケーションのきっかけになっ

てうれしい」と名前の効果を歓迎しています。

二題目は山田方谷のアニメ化の話です。高梁市を拠点にアニメを制

作する株式会社「備中高梁まちづくろ研究所」の第一弾作品が完成し

２１日、関係者に披露されました。備中松山藩の藩政改革に尽くした

山田方谷がテーマで、市内の小中学校で郷土学習の教材などとして

活用されます。２２分間のＣＧアニメです。方谷の生誕地・同市中井町

のＰＲキャラクター「ほうこくん」が、方谷の生立ちや思想などについて

説明し、将来に悩む小学生３人を諭すストーリーです。ユーモアを交え

て藩政改革や産業振興、人材育成といった功績に触れ「方谷一人で成

し遂げた訳ではない。誠実に学び、行動し続ければ、必ず一緒に働い

てくれる仲間が集まる」と呼び掛けています。

アニメは高梁市教委の委託を受け、約３００万円で制作しました。市図書

館でＤＶＤを貸し出すほか、市ホームページでも公開します。

この日、市役所で行われた上映会には約２０人が出席しました。まちづく

り研究所の佐々木洋監督は「分かりやすいのがアニメの魅力。方谷の業

績を子どもたちにつたえたい」と話しました。備中高梁まちづくり研究所は

地元の経営者や吉備ケーブルテレビ、吉備国際大を運営する順正学園、

テレビせとうちが昨夏に設立。市中心部商店街の空き店舗内にスタジオ

を設けました。今後はオリジナル作品の試作映像を作り、国内外に売り

込む計画です。

最後は岡山後楽園の話題です。実は夏バージョンは既に終わって仕舞

いましたが、秋（１０月ごろ）バージョンの予定もあるのでのご紹介です。

岡山市の後楽園で２１日、岡山藩主が居間として使っていたと伝わる「延

養亭」の特別公開が始まりました。入園者は”特別席”に座り、操山を借

景にサツキやツツジで彩られた新緑の名園を楽しんでいました。（春バー

ジョンは２７日までで既に終わりましたが、秋バージョンが１０月にも予定さ

れています）

１７世紀後半に建てられた延養亭は１９４５年の岡山空襲で焼失した後、

６０年に復元されました。２１日、座敷には座布団が用意され、園を築いた

池田綱政（１６３８～１７１４）についてボランティアガイドが紹介しました。

観光で千葉県野田市から訪�
�た６６歳の女性は「隅々まで手入れが行き

届いた園内で”殿様気分”が味わえ、感動しました」と話しました。

特別公開は２０１０年に始まり、１５年からは季節が感じられる５月、１０月

の年２回行っています。今回は１日３～７回見学でき、定員は各回１５人で

す。事前予約を優先し、入園料とは別に参加料２００円が必要です。問い

合わせは後楽園事務所<☎０８６－２７２－１１４８）となっています。