「クトゥルフ」という革命について
コマ絵ーーー
デジ絵に書き直したい~~~
時代の先端を行くクトゥルフ
これが、クトゥルフだ。
<第2クール>
第12話『デジモン牧場の決闘』
前4話の出来の悪さをフォローしてくれている回。久しぶりに安心してみることが出来たのだが・・・・・・・。だがこの話にも問題点があった。この次の話に重点をおくために、タケルとヒカリが出てこない!しかもその理由がタケルは寝ていたから、ヒカリはテイルモンと散歩していたから、というまさにとって付けただけの素人発想である。ここはタケルならバスケ部に入っているという設定を利用してバスケの試合がある、とかヒカリなら太一のサッカーの応援に行くとかいう理由にして欲しかった。そんなに次の話に続けばいいのか。
追記:タケヒカ優遇路線?ではないが、5人セットで話を進めるべきだったのでは。
第13話『ダゴモンの呼び声』
前回を適当に終わらせてまでスタッフが描きたかった話で、タケルが謎の世界に迷い込んだヒカリを捜しに行くという展開。だが視聴者のファンレターに左右されてしまったらしく、タケルヒカリさえ出ていれば他のキャラはいらない、という考え方がありそうである(最後に大輔たちのいる学校のシーンがない)。タケルとヒカリが助けたハンギョモンが、自分たちの世界を守るためにヒカリを花嫁にしようとした謎の生命体だった、という結局なんだったのかよくわからない話だった。後にこの海は賢がデジバイスを暗黒化させたところと判明するし、デーモンを追い返したところとなるのだが、この世界がどういったものであるかの説明はついに最後までなかった。だいたいこの番組はデジモンなのだから出てきたハンギョモンはハンギョモンのままでよかったと思う。なのにどうしてデジモンと全然関係ない謎の生命体なんかを出したのだろう。理解に苦しむ。それにエンジェウーモンに紋章もなしに進化するなんて・・・・・・・。
追記:この回はクトゥルフ神話がベースにある話だが、そんなことを当時の私が知るはずもなく、見ていて非常に困惑した(ちなみに私がクトゥルフ神話を知ったのはニャル子さんを読んでから)。どうして子供向けアニメにクトゥルフ神話なんか出すのだろうか。この回の脚本を担当した、小西氏(「デジモンテイマーズ」監督)の趣味だそうだが、作品の雰囲気を全く分かっていない。で、この異色の回が伏線となり、賢の過去に関係してくるのだから、余計にタチが悪い。百歩譲って、このような世界を出すのを良しとしても、それをクトゥルフ神話の世界にする必要はないと思うが。後、タケヒカ優遇。
第14話『疾風のシュリモン』
マイケルはすべて知っていた、と今から思うと言いたくなる。ここでマイケルを出したのは結局最後に世界中の子供たちを出したかったからだなんて・・・・。あきれて何もいえなくなる。
追記:終盤で世界中に選ばれし子どもたちがいるということの伏線?となった話。内容的には特に問題なし。
第15話『シュリモン武芸帳』
前の回でシュリモンが出てきたからといって次の回で早速使わなくても・・・・・。シュリモンの登場回数が少ないからって(この時期でもうシュリモンは使わないと決まっていたのだったら別の意味で凄い)2回連続で使わなくても。シュリモンの登場回数:わかっているだけでたった4回しかない(そのうちの1回は自分で進化したものではない)。
追記:シュリモンはいらない子。
第16話『サブマリモン海底からの脱出』
追記:貴重なサブマリモン回。
第17話『お台場メモリアル』
前作で死んだウィザーモンが大輔たちにメッセージを伝えるために現れたという話。これを見ていたときはどうしてウィザーモンが出てきたのかはわからなかったのだが、最終回直前になってようやく理由がわかった。そう、ただのヴァンデモンつながりである。まさかこのときに最後があのようになるとは思っていなかった。最初から最後にヴァンデモンを出すことにしていたのだったら、この作品のスタッフには能力がなかったとしか思えない。なぜならそうなることによって第3クールはいらなかったことになってしまうのである。第3クールでは全くと言っていいほどヴァンデモンの影がなく、最後につながるエピソードもないのである。
追記:この回は結果的にラスボスに対する伏線となったのだが、本当に最初からヴァンデモンをラスボスにするつもりだったのだろうか。やっつけで全部ヴァンデモンのせいにしたんじゃないの?
第18話『カイザーの基地を追え!』
第19話『合成魔獣キメラモン』
第20話『超絶進化!黄金のマグナモン』
追記:夏の映画の後編のサブタイトルとほとんど同じで、映画と同じく黄金のデジメンタルが出てくる。マグナモンは映画のための特別なキャラではなかったのか。キャラの使い回しをせずに、テレビはテレビでもっと違う設定を考えてもらいたかった。
第21話『サヨナラ、賢ちゃん……』
追記:以上、前回とあわせて1、2クールの問題点について書いてみた。問題がないわけではないが、3、4クールに比べればまだマシな方である。一応、13、14、17話が終盤に対する伏線となっているが、特に13話について。結局、このクトゥルフの世界が02の事件の原因ということにされたため、02の終盤が非常に暗く、不気味なものになってしまった。初めからこの結末に持っていこうと考えていたのなら、もう02の企画段階からダメだったということになる。
にご協力下さい。
クトゥルフ 関連ツイート
https://t.co/lnp3jz…