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「」、「」に続く、御子柴礼二シリーズの第3作です。 前2作は非常にレベルの高い傑作だったのですが、3作目にこのクオリティを保てるのか?
新宿鮫シリーズとか、隠蔽捜査シリーズとか、3作目でちょっと落ちるというのはよくあるパターンなので、注目して読みました。
少年時代の凶悪犯罪が暴露され悪評が拡散する弁護士・御子柴。 勝率九割の敏腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。
そんなとき少年院時代の教官が殺人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力ずくでもぎ取る。 御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に! 「贖罪」の意味を改めて問う傑作リーガル・サスペンス。 (文庫裏紹介文)
冒頭、釜山-下関を航行する韓国籍の旅客船が転覆事故を起こします。 その時、一人の女性の救命胴衣を無理やり奪って生き延びた男がいました。 やがて男の身元は判明し裁判にかけられます。 しかし、判決は『無罪』。 刑法では自分の生命が危うくなった場合の<緊急避難>として刑が免除されるのです。
この事件が後のストーリー展開にどのようにかかわるのか?
メインストーリーは、御子柴の少年院時代の教官・稲見が起こした殺人事件。 御子柴に生きていく指針を示してくれた恩人を救うため、弁護人になるのですが・・・・・
ミステリ的な展開はもちろん読ませますが、それにも増して印象的なのが終盤に繰り返し問われる「贖罪とはなんぞや?」というテーマです。 御子柴と稲見のキャラクターが際立っているため、ラストは心に沁みました。
中山七里さんの代表的なシリーズ作というと、やはり「」に始まる岬洋介シリーズだとは思うのですが、最新作の「」がちょっと低調だったこともあって、水準の高さでは御子柴礼二シリーズが上回ったかも。(最新作の「悪徳の綸舞曲」をまだ読んでませんが)
とにかく、文庫で出ている3作は文句なしの傑作ですので、未読の方は3作一気読みをお勧めします。 その価値は十分あると思います。
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