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脂肪にうってつけの日
ども。
まさみnです。
今日もご来訪ありがとうございます!
さて。
ワタシは、読書が大好きで、
いろいろな本を読みます。
気持ちが煮詰まったら本屋さんに行き、
本屋さんの空気を吸って
ココロが潤ったり、
一日の一番の憩いが
寝る前に布団に寝転がって本を読むコトだったり。
それくらい読書が好き
ま、それは置いといて。
で。
本を読んだり、
何かのセミナーに行ったりすると
知識が増えますね。
知らなかった情報を得る事が出来るし
本を読んだだけで
今まで引っかかっていたマイナスの事が
払拭できたような気になったりもします。
ですが、
実際に「読んだだけ」や「聞いただけ」で
何か現実が変わるでしょうか?
ワタシは変わらなかったですね。
その知り得た情報によって
見方や考え方、感じ方が変わることは
大いにあると思いますが、
見方や考え方、感じ方が変わっても
現実は・・・・・
ちょっとは変わるかもしれませんが
それほど劇的に変わることはないでしょう。
頭(思考)では、すごく分かっている
だから
ココロ(感情)をその方向に寄せていく。
としていると、
なんだか苦しくなってきますよね。
本当は違うのに「寄せてる」だけだからね。
「こうすればいい」という理屈は知っていても
そのように出来ない→
出来ない自分を責めたり卑下したり・・・
そして、
また本を読む前の自分に戻っていく。。。
という経験、
ワタシは恐ろしいほど繰り返しました
あなたはそんな経験なかったですか?
で。
ここまでのお話で、
何か抜けてると思いませんか?
頭(思考)とココロ(感情)と、もうひとつ。
ワタシたちの成分は、
あらやだ、脂肪が多い
じゃなくて、
頭とココロと身体で出来ています。
頭とココロにばかり氣を取られて
身体のコトを忘れていませんか?
健康オタクになる必要はないと思いますが、
自分が快適に暮らせる環境(身体)を整える。
凝り固まった生活習慣を見直したり、
なんとなく氣になりつつ放置していた何かを始めたり
(例えば、ウォーキングとかヨガとかジム通いとか・・・)
今まで動かせていなかった何か(人それぞれあると思います)を
動かすことで、
偏っていたバランス
頭とココロと身体のバランスが調和し始めます。
そのバランスをとることで
詰まっていた何かも流れ始めるかもしれませんね
余談ですが、
ワタシの場合、バランスが取れてくると同時に
行き詰まっていた現実が快方に向かうスピードが加速し、
それと同時に
長年の悩みだったお○秘が改善されました
本当に、
ワタシたち人間って、うまくできてますね。
思考と感情と身体のバランス。
整えていきましょう。
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脂肪が失敗した本当の理由
☞わたしが最近力を入れてるのは背中✨!
☞89.9kgてこんな感じの時
休日はやたらとプチハイキング的なことをして
目がいったり)
☞これは人生で最も太ってた時にきてたニットを痩せてきたらワンピースになった笑
をやめました
☞割と背中と腰に脂肪があったんですよね
ダイエットってやれば必ず結果が出るからいい!
ミジンコでもわかる脂肪入門
※これは「小説版(単行本)」の感想です。
—————-
本屋や読書メーターで話題。
「泣ける」と評判の作品で
そのタイトルのインパクトから
つい手にとってしまう本。
『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』
住野よる(2015年)
720円
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|
作者の住野よる氏は、
小説投稿サイト「小説家になろう」の出身で、
ネットに投稿した小説を
書籍化したものらしい。
つまりこれがデビュー作。
帯にも
「読後、きっとこのタイトルに涙する」
とあったので
どれほどのものか
すごく期待して読みました。
その結果、
すごく残念なことに……
あらすじ
クラスメイトの
山内桜良(やまうちさくら)の葬儀の日、
僕は参列しないで家にいた。
彼女から借りて返すことが
できなかった本を読みながら。
ふと携帯電話を見る。
僕が彼女に送った最後のメール。
「君の膵臓を食べたい」
僕と桜良の出会いは
4月の病院でのことだった。
ロビーのソファに
1冊の本が置き忘れてあるのを
僕が発見して手にとった。
カバーを外すと、
「共病文庫」という手書きの文字。
中身は誰かの日記だった。
著者は膵臓の病気で余命わずからしい。
そこに現われたのは
クラスメイトの山内桜良だった。
「それ私のなんだ」
彼女は自分が病気で
もうすぐ死ぬとあっさり認めた。
そして他の誰にも言わないでほしいと
約束させられる。
本来、他人と関わらず
友達のいない僕は
他人に話す心配はないのだが。
その後、
桜良は僕と同じ図書委員になり、
何かと僕に接触してくるようになった。
ある日、
「君の膵臓を食べたい」と口にする桜良。
昔の人は悪いところがあると
動物のその部分を食べることで
良くなると信じられていた。
だからって僕の膵臓でなくてもいいのに。
日曜日に無理やり付き合わされて
焼き肉を食べに行ったり
自殺用のロープを買ったり……
その買い物中に
彼女は僕に彼女がいるのか
しつこく尋ねてくる。
僕は自分のことは話したくないし、
誰も僕になんて興味ないと思ってる。
もちろん友達もいないし、
彼女もいない。
そんな僕に彼女は言う。
「死ぬまで仲良くしてね!」
学校では昨日の
僕と桜良のデートが噂になっていた。
仲良しなのと認める桜良に対し、
僕は偶然会っただけと嘘をつく。
めんどうなことに
巻きこまれたくなかったからだ。
僕の嘘を怒る彼女。
おわびに放課後付き合うことになり
スイーツの店に連れていかれる。
そこで桜良の親友の
恭子さんにばったり会い、
僕を仲のいい友達と紹介すると
恭子は露骨に嫌な顔を見せる。
突然、桜良に付きまとい始めた僕を
かなり警戒しているようだ。
桜良は恭子にも
自分の病気のことは話していない。
恭子は親友すぎて悲しませたくないから
最後まで言わないつもりだという。
「共病文庫」は遺書がわりで
自分が死ぬまでは誰にも見せない。
僕の名前は出さないでほしいと頼んだが……
桜良がテスト休みなので
遠出しようと言いだし、
押し切られるかたちで
新幹線で福岡まで旅行する。
本場の博多ラーメンを食べ、
大宰府天満宮に参拝し、
モツ鍋を食べ、
高級ホテルにチェックイン。
手違いで同じ部屋に
泊ることになった。
「真実か挑戦」ゲームで、
いつも明るくて
自由奔放な彼女が最後に言った。
「私が本当は死ぬのが
めちゃくちゃ怖いって言ったらどうする?」
僕は何も答えられなかった。
翌朝、電話の着信で起こされる。
桜良は親友の恭子と
旅行に来ていることにしていたので、
恭子がどういうことか?と
電話してきたのだ。
あっさり僕と旅行に来ていると答える彼女。
何か誤解されなければいいが。
実際昨日の夜、
僕たちは何もなかったのだから。
学校では僕と桜良が
2人で旅行したことがクラス中に広まり、
そして僕の上靴が捨てられていた……
桜良が僕に
興味を持つのは何故なのだろう?
彼女はいったい何がやりたいのか?
僕に対する敵意。
それは恭子だけではなく、
もう一人の人物を
狂気にかりたたせる。
彼女から借りた本『星の王子さま』
彼女が唯一読んで好きだと言った本。
その本を借りた翌日、
彼女が入院したことを知った—–
解説
膵臓の病気で余命わずかの
少女・桜良の日記「共病文庫」を
見てしまったことから、
彼女の秘密を知る唯一の
クラスメイトとなった「僕」の青春物語。
「君の膵臓をたべたい」という
インパクトのあるタイトルが
まず目を引く。
物語のポイントでこの言葉が
決め台詞として出てきて胸を打つ。
主人公の名前が
【〇〇】で表現されるのが面白い。
主人公の名前は最後に明らかになるのだが、
桜良やクラスメイトから
名前を呼ばれる時は
【秘密を知ってるクラスメイト】くん、
【地味なクラスメイト】くんと
表現してある。
これはその時の相手が
自分をどう思っているかを
主人公が想像して
当てはめたもので、
恋愛ゲームの好感度のような
わかりやすさを感じさせる。
しかし桜良の最後の呼び方は
【?????】くんであり、
この時の桜良の心情を
主人公も読みきれなかった。
桜良がどんな感情で
主人公を呼んでいたのか考えるのも
一興ではなかろうか。
(?????という5文字の言葉)
物語は「僕」と「桜良」の
恋愛ものというより、
友情物語に近い。
根暗で他人と関わりを持たないように
生きて来た主人公が、
正反対の性格の明るいヒロイン
に
心動かされて変わっていく。
そして死は誰でも平等に訪れること、
そのため今という時間を
精一杯生きることを
教えてくれるような作品。
新人作者らしい粗削りな部分はあるが、
よい物語であるのは確かで、
今後に期待させるデビュー作である。
欠点としては…
●桜良の「うわははっ」という
笑い声が想像しにくい。
(「うわっはっは」ならわかる)
「治んねえっつうの!」と言う場面では
怖すぎてちょっと引いてしまった。
●会話のギャルゲー臭がきつい。
意味のないことを例える会話が
いまいち面白くもない。
病気の人間の
ブラックジョークは笑えない。
●文章が稚拙。
「いえええええい!」
「ふふふふふふふふ」
こういうのはラノベでやって。
泣きどころで
「うわああああああああ」と言われても、
一般文芸では逆に引いてしまう。
●未成年飲酒は許容できない。
アルコール分が
1パーセント未満であれば
法的には問題ないが、
アルコールをおおっぴらに
飲む描写は好ましくない。
それ以前に末期の膵臓病患者が
飲酒するのはおかしい。
●病気の設定がファンタジーすぎる。
●伏線が全く活かされていない。
(ウルトラマンのソフビや自殺用ロープなど)
唯一活きたのは通り魔の伏線だけ。
●自分の父親を
「彼」と呼ぶ主人公に違和感。
●名前を伏せる意味がない。
伏せるなら本名で
あっと驚かす工夫がほしい。
●全く泣けない。
泣かせるにしてもパターンが古い。
俺の感想
正直がっくしですよ。
「泣ける」と話題だったから読んだのに
全く泣けなかった。
期待のハードルが上がりすぎたかな。
タイトルのインパクトはすごくいい。
なんだろう?と手に取らせる魅力がある。
でも結局それだけだった。
これが高く評価されるなんて、
ちょっと信じられない。
泣きゲーと言われるゲームに
これよりずっと泣かせるシナリオは
たくさんありますし、
いたって普通の作品。
アマゾンレビューに
「目新しさを感じさせないストーリー」
とあったがまさにコレ。
このパターンは
『世界の中心で、愛をさけぶ』や
『四月は君の嘘』で
何番煎じ感が強い。
それ以上に作者の
伏線の活かせきれてない
粗が目立って仕方なかった。
(詳しくはネタバレ解説で)
全体的に見て悪くはないけど、
ストーリーは予定調和の範疇だし
目につく欠点が多すぎて
絶賛されるレベルの本ではありません。
ヒロインを死なせるのだから
お涙頂戴の話になるのは当然です。
出版社のゴリ推しで
過大評価されすぎた作品。
作者がTwitterで
越谷オサム『陽だまりの彼女』を
おすすめしている時点で
俺とは合わないことに
気づくべきでしたね。
あの『kanon』のパクリ小説を
絶賛するようなら
俺の好きな方向の作家ではない。
このツイートを見ていたのに、
あえてこの本を読むことを
「選択した」俺のミスです。
(まあ読まないと批評できないから)
★★★☆☆ 物語の面白さ
★★☆☆☆ 伏線の巧妙さ
★☆☆☆☆ どんでん返し
笑える度 〇
ホラー度 -
エッチ度 △
泣ける度 △
総合評価
6点
※ここからネタバレあります。
未読の方はお帰りください。
●主人公の名前について
最後の方で明らかになるが
主人公の名前は「志賀春樹」
そんな名前の小説家がいて
苗字と名前で2人思い浮かぶと
登場人物が言うのは、
「志賀直哉」と「村上春樹」
俺はどちらの作品も未読なので、
はっきりしたことはわからないが、
ハルキストに言わせると
登場人物に似ている部分があるらしい。
ちょっとしたファンサービスだろうか。
しかし、
ミステリーファン目線で言わせてもらうと
せっかく名前を伏せたのだから、
叙述トリック……は無理にしても
本名であっと驚かせる
工夫をしてほしかった。
そのために伏せたのかーという。
本名を聞いて「ああ」と思うが、
で?っていう感想しか残らなかった。
●活かしきれていない伏線
もったいないと思うのは
せっかく張った伏線を回収しないこと。
唯一良かったのが
「通り魔の伏線」
桜良の死因が病気ではなく
通り魔に殺されたのは予想外で
ここは素直に評価できる。
しかし、
それ以外が駄目。
例えば
「おみくじで引いた大吉」
大吉を引いたのなら
最後に助かるようにするのが
伏線回収の基本。
「治んねえっつうの!」と
罵声を浴びせたことで
バチが当たったというなら
別の方向から
伏線を回収したともいえるが
この作者は
そこまで考えていると思えない。
例えば「ウルトラマンのソフビ」
あの時何気なく買ったソフビを
桜良が病室に大事に持ってきていて、
最後まで持っていてほしかった。
山内家に行った時に、
お母さんがウルトラマンのソフビを
僕に渡してこう言う。
「あの子、死んだ時に
これを握りしめていたんですって」
こんなちっぽけな物でも
僕がプレゼントしたただ一つの物。
それを最後まで持っていたなんて。
・・・これなら俺もウルッときます。
例えば「自殺用ロープ」
自殺するつもりはなかったが、
一度本当に「自殺未遂しても」よかった。
明るく笑ってた彼女が
一転して弱さを見せる。
そこまで追い込まれていたのかと
より感情が動かされるだろう。
物語の最大の泣かせポイントである
「共病文庫」も惜しい。
そこだけ彼女の本音が見える場所なのに、
弱音を吐かせなかった。
あそこで最後に
「死にたくないよ!」
「もっと遊びたかったのに!」
「何で私だけこんな目にあうの!」
「ねえ、誰か助けてよ!」
と本音
書き連ねてくれたら
ベタだけど泣かされただろう。
(ナディアやザンボット3に前例あり)
この「共病文庫」を
主人公が拾う場面にも工夫がない。
「桜良がわざと置き忘れた」
ということにしておけば、
主人公に逢うきっかけを
自分から作ったことになって
より桜良の好意が伝わるのに、
作者は全く記述していない。
桜良の遺書の中で
「君は私のことを
どうでもいいと思って
いなかったんじゃないかな?」
「当たってたら墓前に梅酒でも置いといて」
(251ページ)
と言っているのに、
桜良の墓前にお供え物をした時、
何を供えたかを書いてない。
(274ページ)
おいおいおい!
何でここを「梅酒」って書かないんだよ。
せっかく作った伏線を
回収し忘れるなよ。
と思ったら
“お供え物はその時に買ったお土産なんだ。
学問の神様がいた場所にできた梅で作られたものだ。
君はまだ十八歳だけれど、特別に許してあげよう。味見した感じは美味しかったよ。”(277ページ)
これはおそらく
「飛梅」のことでしょう。
何だちゃんとお供えしているじゃないか。
しかしすごくわかりにくい!
はっきり「梅酒」と記述すべき。
※ダ・ヴィンチ2016年1月号の特集で
好きな作家に「乙一」をあげていますが、
乙一の伏線回収の巧さを
全く感じなかった。
●メールは本当に桜良に届いたのか?
最後に「君の膵臓を食べたい」と
共病文庫に書いた桜良。
最後に「君の膵臓を食べたい」と
メールを送った主人公。
正反対を見て来た2人が
同じ想いを相手に重ねていたとわかり、
涙する主人公。
いい場面に水を差すようですが、
はたして桜良はこのメールを
見たのだろうか?
通り魔に襲われた際に、
「ほら、さっさと」で
不自然に途切れて
送信していることから、
直後に襲われたと思われる。
または「と」を打った直後に刺されて
かろうじて送信ボタンを押した
と読みとれます。
桜良は文末に
顔文字や感嘆符をたくさん付ける人。
ここだけ何も付けていないことからも自明。
その後、
主人公はしばらく考えて
「君の膵臓を食べたい」とメールした。
この時、
胸にナイフを刺されて
倒れているはずの彼女に
このメールを開けたか?
そして内容を理解できたか?
残念ながら
作者はそれを確定する情報を
「メールの開封済み」という
あやふやな証拠だけで済ましている。
主人公の最後のメールを
母親が開いてはいないと思うが、
犯行時刻付近のメールなら
犯人との接点を探るために
十分に調査対象なので
警察が確認している可能性がある。
桜良がメールを開いたとしても
朦朧とする意識の中で
文字を読めたか?
失血で気を失ったのではないか?
ようするに、
病院に運ばれた桜良に
何のリアクションもとらせていないから、
伝わったか伝わっていないか
はっきりしないのだ。
桜良が最後に
「うわごとのように
君の膵臓を食べたいと言っていた」と
病院の人が言ってくれたら
最後のメールが届いたとわかるし、
あるいは
最後のメールに対する
桜良の返事を
「下書き保存」(未送信)の状態で
携帯に残しておくべきである。
その内容によっては
さらに泣かせることもできるだろう。
●主人公と桜良に魅力はあるのか?
春樹と桜良はキャラクターとして
魅力があるのか?
まずこの主人公。
根暗で友達を作らず、
本ばかり読む存在感のない奴。
勉強しなくても頭がいいと自慢し、
「僕は他人とかかわらない方がいい」
と言うわりに
ソファに置いてある
他人の本を勝手に読む始末。
桜良のことを
「山内さん」と呼ばず
「君」と上から目線。
桜良は明るくて自由奔放、
クラスの人気者だが、
何故か主人公に惹かれる。
自分の病気を
親友に言わずこの男にだけ言う。
時折言葉づかいが乱暴になり、
「うわははっ」という下品な笑い方や
「治んねえっつうの!」とキレる。
恋人じゃない男と関係を持ちたいとか
わけのわからない思考をもつ。
2人の会話はオタク臭が強く、
意味のない例え話をする。
作者は会話を面白くしようと
工夫がみられるが
捻りすぎて
よくわからなくなっている。
魅力的ですか?
俺は読んでて感情移入しにくかった。
●通り魔に殺される必要はあるのか?
どうして、
病気の彼女が殺されたのか?
おそらく突然死によって、
日記の最後が
「明日退院だああああ!」
「いええええええい!」と
喜びで終わらせて、
その落差で悲しくさせよう
ということだろう。
それと
死は誰にも平等に訪れること。
たとえ余命わずかの彼女でも、
「死は平等」だというメッセージか。
通り魔に襲われるのは
誰にでも起こる死ではないと思うが?
だいたい通り魔は隣の県にいたのに、
なぜわざわざこっちに来たのか?
それも説明なし。
犯罪心理学でいうと、
通り魔のような「誰でもよかった」犯行は、
捕まることを恐れていないため、
同じ地区で起こりやすい。
というかわざと同じような場所で
犯行に及ぶことが多いのだ。
(実際すぐに捕まっている)
「今お家に帰りましたー!」と
メールに書いている。
この書き方なら
家の中にいなければおかしいが、
なぜか外で襲われている。
家のすぐ前から
メールしているのだろうか?
普通の通り魔は
路上を歩く通行人を狙うのに、
家の前にいて
逃げ込みやすい被害者を狙うのも
少し違和感があります。
そこで俺が
もったいないと思うのが、
なぜ通り魔の正体を
「タカヒロ」にしないのか?
あれだけ狂気的な様子を見せて、
桜良にフラれて動機は十分。
同じ街に住んでるから
わざわざ移動することもない。
「退院したところを待ち伏せて殺した。
楽しそうにメールをしていたのが
気に入らなかった」と供述すれば
これほどぴったりの役もなかろう。
そこまで考えてなかったのか?
非常にもったいない。
せっかくの
伏線なのに……
まあ正直、
通り魔に殺されなくても
全く問題ないよねコレ。
ただ可哀そうな
最期になっただけに思えます。
絶賛している方は
この辺どう思って
絶賛しているのだろうか?
この殺され方は
不快に思ってる方も多いです。
●膵臓の病気とは?
作中には「膵臓の病気」としか
表記されていないが
死にいたる膵臓の病気だと
膵臓癌か慢性膵炎と思われる。
作品を理解するため
膵臓癌について、
ちょっと調べてみた。
まず膵臓の役割とは何か?
“膵臓は胃の後ろにある長さ15センチぐらいの臓器で、消化液を分泌する外分泌機能と、ホルモンを分泌する内分泌機能をもっています。膵液は、膵管を通して十二指腸内へ送られます。この膵液は糖質を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素、核酸の分解酵素を含んでいます。膵臓は、食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという、2つの働きを調節する役割をしています。膵臓の機能がうまく働かないと、各細胞に栄養が供給されず、エネルギーが産生できなくなってしまいます。”
では膵臓癌(膵がん)とは?
“膵がんの最初の症状としては腹痛と黄疸が多く見られます。その他,腰や背中の痛み,食欲不振,体重減少などがありますが,何れも膵がんに特異的なものではありません。膵がん患者の0~15%に,腹痛や黄疸が出る前に食欲低下,皮膚の掻痒感(かゆみ),嗜好品や便通,気分の変化などの症状が見られたとの報告もありますが,やはり膵がんに特異的なものではありません。膵がんの集計では,膵がんと診断された時点でも12.4%の患者では全く症状が認められていません。膵がんは早期に診断することが困難ですし,膵臓周囲だけではなく遠く隔れた部位へも転移をしやすく,さらに化学療法や放射線治療が効きにくいことから,膵がんに罹る患者数と膵がんで死亡する患者数がほぼ同じであり,「治りにくいがん(難治がん)」の代表で平成16年には22,260人が膵がんで死亡しています。”
膵臓癌の原因は?
“膵臓がんは下記のようなことが原因とリスクになると考えられています。
•遺伝
•喫煙
•コーヒー
•糖分の多い炭酸飲料
•他の膵臓の疾患(慢性膵炎や糖尿病など)を患っている
•過度の飲酒
•肉類や脂肪分の摂りすぎ
•ストレス
どれもいわゆる不摂生からくる生活習慣病です。過度の飲酒はお酒に含まれる糖を分解するため膵臓に過度の負担をかけますし、喫煙は、膵臓がんに限られたことではありませんが、膵臓がんの発症率を約2~3倍高めるといわれています。”
・・・この中で桜良に
当てはまりそうなのは
「飲酒」だろうか。
飲酒は慢性膵炎の原因で、
慢性膵炎が膵臓癌の危険因子でもある。
甘いものが好きなら
「糖尿病」もありうる。
あと「肉類」の摂りすぎは
よくないってさ。
治療の注意点は?
“手術後も再発を防ぐために、化学療法や放射線療法を継続して行います。退院後の生活面での注意点は、膵臓と同時に胃や十二指腸を切除するケースが多いため、食事をした際の消化不良が起こるケースが多いです。吐き気・嘔吐・むせる・下痢などの症状がでるため、1回の食事量を少なくして複数回に分けて食事をとり、ゆっくりと時間をかけて食事をとることが大切です。”
・・・おいおい。
焼き肉たらふく食ったり、
ラーメン食ってる場合じゃないよ。
本当に膵臓が悪いのか?
調べれば調べるほど、
矛盾が出て来る。
抗がん剤は悪い細胞だけでなく
良い細胞も壊すので
髪の毛が抜けたりするが
そういった様子も桜良にはない。
※つまり膵臓癌ではない。
膵臓を悪くした人によると、
食べてもすぐ吐いてしまうし、
食欲もなくなるとのこと。
※つまり膵臓の病気ですらない。
医学の進歩で
病人も普通の生活を
送ることができるという
ご都合主義な設定を使い、
未来の話なのか?と思わせるが
「真剣10代しゃべり場」が
引き合いに出ていたり、
LINEではなくメールだったり、
作者が学生時代のプロットを
小説にしたことを考えると
2010年頃の
時代設定だと推測できる。
※つまり未来の話でもない。
このタイトルにしたかったから、
「膵臓の病気」なのだろうが、
あまりにも現実離れしすぎています。
最初から「ファンタジーもの」だと
思って読めば良かったのでしょうか?
だったら架空の病気を
創作してしまえばスッキリするのに……
●厳しめのアマゾンレビューまとめ
アマゾンのレビューでも
厳しい意見の方はいるようだ。
“あくまで個人的な感想です。ほかの多くのみなさんと同じようにタイトルに惹かれて購入いたしました。でも、端的にいうと期待外れでした。号泣!!と謳われていたのでどのように感動なのか、と思い読み進めていましたが泣けるポイントが見つかりませんでした。個人的にはまず主人公の名前が定まっていないことに最後まで違和感を覚えてしまいました。あと、セリフが少し鼻にかかっているように感じてしまいました。しかしながら最終的には予想外の展開ではありました。自分のポイントに入らなかったというだけなのかもしれません。次作に期待しております。”
→これは同感。
泣けるポイントを教えてほしい。
名前にトリックがあれば面白かった。
“タイトルと表紙のギャップに負けて購入しました。ただ最初の数ページでタイトルの意味はなんとなくと理解出来てしました。それでも最後にひねりがあるのかと期待しましたが、それもなかったです。とても綺麗なお話です。ただ新しさはないです。既視感のかたまりみたいな話です。キャラクターについても主人公がどうして中2病院全開の捻くれ者になったのか、経緯がよく分かりません。少しくらい掘り下げても良かったんじゃないかと思います。ただヒロインのキャラクターは嫌いじゃなかったです。さくらたん可愛いよ、さくらたん。”
→主人公の性格は
やはり原因が書いてないから
感情移入ができないね。
小学校の頃にいじめられたとか
何かエピソードが欲しかった。
“他の方も書かれているが、タイトルは良い。というか、この一言に意味をもたせるためだけの物語と言ってもいいくらいだ。デビュー作ということもあり、また作家自身が若いからだろうが、人間関係の構築に深さがなくキャラクターの勢いだけで近づけていった感が否めない。青春・病気・友情の三点セットなので、ある意味予定調和。そこまで泣けるほどの作品ではないかな。色々とつっこみどころがちりばめられているため、感情移入はしにくい。しかしながら文体は作家が若いからか、平易な言葉なので読みやすくはあるが、理屈っぽさが鼻についた。どちらかというとラノベに分類されてもよい作品という印象。ラスト40枚も、読み進めていた読者であれば「でしょうね」という感想。活字離れした読書初心者の入門書的作品。”
→一般文芸ではなくラノベで出せば
よかったと思う。
この内容で1500円は高すぎる。
“学生、病気、死ぬ。お涙頂戴の鉄板要素なだけに、期待通りの自慰文書。全体的に会話が多く、長い。会話がオタク臭がするというか、不自然。会話の部分だけ読んでいっても内容追い付けるし、携帯小説のキラキラ文を読んでいるようで、どうにも入り込めなかった。最初の30ページ読んでつまらなくて会話だけ読んでました。それでもつまらなくて、推されていたラスト40ページだけ読んだけど、泣きはしません。小学校高学年なら楽しめる内容では?”
→そうだね会話が捻りすぎてる。
ただし飛ばし読みした奴に
言われても説得力が無い。
“表題と装丁に惹かれて購入。良かった所は結局表題と装丁だけだった。問題は色々ある。デビュー作ということを差し引いても目新しさを感じさせない文章とストーリー。(繰り返しになるが、表題は良かった)構成も単純なものではなかったが、評価する程ではない。至って普通の構成。ただ何より頂けないのは、主人公の魅力のなさ。というか、主人公が死ぬ程気持ち悪い事。筆者がどういう意図でこの主人公を描いてたのか甚だ不明だが、こんな「僕は特別だから誰にもわかってもらえませんけど」感丸出しで大した事を考えてないキャラクターのどこに魅力を感じればいいのか。コイツが台詞を発する度に不愉快だった。台詞の掛け合いもサムい。前提として、この話は大して目新しい物語ではない。ただ女の子が重い病気で死んじゃいそうですよっていうそれだけの話だ。決して表題と装丁以外は評価されるような本ではない。本を読んだ事のない中高生くらいは楽しめるかもしれないが、小説好きが挙って「傑作だ!」なんてぬかしたりしたら日本の文学も終焉に近いのだろうなと思う私であった。”
→ずいぶん主人公を嫌ってるな。
確かに孤立して当然の
キモイ男子ではある。
にしても
このクソレビューは言い過ぎ。
個人的なブログの感想では、
こちらの方の記事が
興味深いので紹介します。
福岡県民の方で、
作中の博多旅行を実際の場所と
照らし合わせて矛盾を指摘されている。
なるほど。
博多駅の匂いはクロワッサンで
移動手段の不自然さも納得。
「別世界の博多」
のような街なのでしょうか。
●主人公の呼び方まとめ
桜良の場合。
主人公は最初
①【地味なクラスメイト】くん。
そこから「共病文庫」で知り合い、
②【秘密を知ってるクラスメイト】くん。
クラスで仲良しと答えて
③【仲のいいクラスメイト】くんから
④【仲良し】くんへ。
誘惑してる時に、
⑤【?????】くん。
ベッドに押し倒されて
⑥【ひどいクラスメイト】くん。
仲直りして最後までは
⑦【?????】くんだった。
上記の解説で
?????は桜良の気持ちが
読めなくて想像できなかったと書いた。
これは一体なんだったのか?
5文字の言葉を当てはめるのか?
う~む。
作者の住野よる氏は
Twitterでこの名前の件を
「読者の想像にまかせます」と
答えています。
●桜良が買った怪獣のソフビは?
福岡から帰る前に
桜良が僕に
「骨でできた怪獣のソフビ」を
プレゼントしてくれた。
お礼にウルトラマンの
ソフビ人形を買ってプレゼントした。
“百円のソフビ人形を指にはめて”
とあるので
指人形タイプのようだ。
骨の怪獣といえば
シーボーズを
思い浮かべる人が多いはず。
なぜこれなのか聞くと
「似合っている」と言われたので
主人公はガリガリの
痩せた体型なのかもしれない。
●「君の膵臓を食べたい」の意味。
「君の膵臓を食べたい」
という言葉は
最初に桜良が冗談交じりに話す。
昔の人はどこか悪い部分があると
他の動物のその部分を
食べるとよくなると思われていた。
ちなみに武井壮は、
「速く走る動物の肉を食べれば
足が速くなる」と考えて、
毎日200gの馬肉を食べていたらしい。
(関係ない豆情報)
だから君の膵臓で
私の病気を治したいと言う桜良。
主人公もそれに冗談で返す。
そこから
この言葉が出て来る度に
重さと深さが増していく。
「爪の垢を煎じて飲む」
という意味に使われ、
最後は「君のようになりたい」
という意味に変わっていった。
ふざけて使ううちに
2人だけに意味の通じる
合言葉になっていく。
「君の膵臓を食べたい」という
猟奇的な言葉を
「愛の言葉」に変えた手腕は
高く評価できます。
●印象に残ったセリフ
<残りの命を無駄にしてていいの?と彼女に聞く場面。>
“「んー、言いたいことは分かんなくもないけどさ。例えば、【秘密を知ってるクラスメイト】くんにも、死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?」
「・・・なくなない、かな」
「でも今、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。一日の価値は全部一緒なんだから。何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。私は今日、楽しかったよ」”(13ページ)
女の言う通り。
人はいつか死ぬ。
それがいつかなんて誰にもわからない。
余命わずかの彼女よりも
主人公が先に死ぬことだってある。
<病気のことを何故親友に話さないのか?と聞く場面。>
“「【仲良し】くんにしか話さないよ。君は、きっとただ一人、私に真実と日常を与えてくれる人なんじゃないかな。お医者さんは、真実だけしか与えてくれない。家族は、私の発言一つ一つに過剰反応して、日常を取り繕うのに必死になってる。友達もきっと、知ったらそうなると思う。君だけは真実を知りながら、私と日常をやってくれてるから、私は君と遊ぶのが楽しいよ」”(66ページ)
彼女の中で
家族のように気を遣ってこないで、
医者のように離れすぎていない存在。
それが僕だった。
なるほど。
彼女が求めていたのが何か、
やっとわかった気がする。
死ぬ直前まで
「普通の日常」を送りたかったのか。
<福岡のホテルで「真実か挑戦」ゲーム。最後の勝負で彼女が質問する。>
“「私が、本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら、どうする?」”(123ページ)
いつも明るくて、
病気のこともジョークにして笑って、
もうすぐ死ぬことを
微塵も感じさせない彼女が
ふと漏らした本音。
ゲームの中で
嘘とも本音とも受け取れる言葉を
さりげなく織り込む手法は上手い。
<彼女の家でゲーム中、彼女が突然、変なことを言い出す。>
“「彼女はともかく友達は作りなよ」
「気が向いたらね」
「気が向いたら、か。ふーん、あのさ」
「うん」
「私を彼女にする気は、何があってもないよね?」”(149ページ)
ないよと答えた主人公。
あると答えたら、
今と関係が変わってしまう。
主人公は変化を恐れたようにも思える。
それに、
もうすぐ死ぬ女の子を彼女にしても
悲しい結末がまっているのは
目に見えている。
お互いが傷つかないための選択が
恋人同士にならないこと
だったのかもしれない。
<クラス中で僕をストーカーだ何だと噂して、恭子も敵意を見せてくる。僕はどうしてみんなに説明してくれないのか聞くと……>
“「皆がさ、今まで関わらなかった君と意味分かんない形で関わってんのが面白いの。それで、君はどうしてそういう状況に陥ってるのか分かってる?」
「君と一緒にいるからでしょ?」
「私のせいにする気?違うよ、君がきちんと皆と話さないからだよ」”(178ページ)
その通りだ。
主人公が一言みんなに説明すれば
済む話じゃないか。
でも彼にはそれができない。
今まで周りの人と会話せず、
自分の殻に閉じこもっていた罰だ。
ここはかなり
俺に通じるものがあって、
グサリと刺さった。
“「生きるってのはね」
「……」
「きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ」
(中略)
「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるって分からない。誰かを好きなのに誰かを嫌いな私、誰かと一緒にいて楽しいのに誰かと一緒にいて鬱陶しいと思う私、そういう人と私の関係が、他の人じゃない、私が生きてるってことだと思う。私の心があるのは、皆がいるから、私の体があるのは、皆が触ってくれるから。そうして形成された私は、今、生きてる。まだ、ここに生きてる。だから人が生きてることには意味があるんだよ。自分で選んで、君も私も、今ここで生きてるみたいに」”(192ページ)
いい台詞だと思う。
人は皆、一人じゃないし、
自分を認識してくれる他人がいて
自分も存在している。
存在する価値を与えてくれている。
この場面から
主人公の中で桜良に対する
気持ちが変化していく。
「生きる」ことが残り少ない彼女に
「生きる」ことを教えてもらったのだ。
<桜良のお墓参りの後、桜良の家に行こうと言う場面。>
“僕と恭子さんは向かいあって、目と目で確認しあったあと、同時に笑った。
「さて、じゃあ桜良の家に行くか!」
「そうだね、桜良が待ってる」”(281ページ)
桜良のことをずっと
「君」と呼んでいた主人公。
最後の最後で
「桜良」と名前で呼びます。
死後一年が経ち、
彼の中で大きな変化があった。
そして、
心の成長を感じさせます。
とまあ長々と感想を書いたが、
決してアンチなわけではなく、
今後に期待したい気持ちから
辛口な塩レビューとさせてもらった。
余談だが
文庫化されて主人公が泣くところ、
「あああああああああああああああああああ!」が
単行本では3行もあったのに
文庫では1行に変わっている。
気にしてたんかい。
なら最初から変だと気付いてほしいし、
逆に「これが俺の手法です」と
3行を貫いてくれた方がマシだった。
他人がどう思おうが
自分が書きたい形を貫けよ。
自分の作品なんだから。
————-
※追記
映画化決定。
2017年7月28日から全国公開されます。
桜良役の浜辺美波さんは
『あの花』の実写化で
めんまを好演してから
注目していたので
このキャステイングは良いと思う。
主人公の12年後を小栗旬が演じ、
学生時代のその後も描かれるのだとか。
なんかそれセカチューで見たような……。
原作既読組をあっと言わせる捻りがあってほしい。
そして主題歌をMr.Childrenが担当!
俺はミスチル世代なのでこれは素直に興奮。
ニューシングル
『himawari』は映画公開日の2日前、
7月26日(水)に発売されます。
脂肪 やりましょう!そして変えましょう!
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