咄嗟の通販店舗

咄嗟の通販店舗

咄嗟のことならお任せ下さい、さまざまな種類から好みのものを

今日は各地みたいですねガーン


ウェルシアデー参戦される方
足元にお気を付け下さいませウインク
雪の日に(私の中では)オサレブーツでスーパーに入り
入り口で後ろ向きにすっ転んで
咄嗟に受け身を取ったが為に
パンツ丸見え
首はむち打ちになってしまい
そのスーパーには半年行かなかった
元柔道クラブに所属していたまいわしです
どーもショボーン
ああ
何度思い出しても恥ずかしいわ〜ゲロー
でもスーパーではしっかり買い物したのよね〜チュー
さて
本題ですプンプン


この貼り付け作業も今日で終わるのね笑い泣き
オィオィ泣く義姉Bは
毎回手がつけられず泣き止むのを待つしかないんですよね〜えー
そして旦那&義父は泣いている義姉Bが大の苦手真顔
泣き止むまで確実に30分以上(酷い時は1時間以上)かかるので
義父はタバコ
旦那は(たぶんオンラインゲームをしに?)部屋に戻ろうとするので
ねえ!
私にコイツ見ろ言うん?キョロキョロ
アンタら2人交代でここおればいいんと違うん?ニコニコ
そんなんやったら知らんわ。
私寝るわ、おやすみ爆笑
私寝るわ〜のくだりくらいで旦那も義父もサッと戻ってきましたムキー
いちいち言わせないで欲しいわ真顔
義姉Bが泣き止むまで結局40分ほどかかりましてチーン
その間
寝室に息子の様子を見に行ったり
ついでだから
トイレ掃除をしたり風呂掃除をしたりと
中々充実した40分でしたおねがい
私が風呂掃除を終え、
次は台所のガスコンロでも掃除しよっかな〜チュー
なんて独り言を言っていましたら
義姉B
さすがにそろそろ泣き止まなマズイと思っのか
玄関からジッとコッチ見てました滝汗
『、、、お金はちゃんと返すから、、、』
働かないのにどーやって返すんよ?キョロキョロ
『、、、働くから、、、』
今まで働かないからこんな借金になったんやろ?
そんなん言われても信じられんわニコニコ
『はだらぐがらぁ〜はだらぐって言っでぐわぁぁぁぁ〜』

ぐわぁぁ?びっくり
泣き方(もう鳴き声?)のバリエーション豊富ですねチュー
その悲痛な鳴き声を聞いて
義父がまたですよ
『なあ、、、働くって本人が言うとんのやし、、、』
また初代ファミコンに復活の呪文入れなアカンのか
いっそのことぶん殴って義父の冒険の書を物理的に消してやろうかニコ
なんてイライラしていましたら
義父に便乗して旦那まで
働くって言うとんのやから、、、
ホラ

息子の通帳に50万あったやろ?
あれならお前すぐ使わん言うてたやん。』

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これ言われた瞬間ね
怒りはそこまで湧きませんでした。

あ〜あ。
ほんとあ〜あ言っちゃったのねニコ
そんな感じ。
こんな旦那だけど息子のことはちゃんと考えてくれているものだと思っていました。

コレ↑息子の通帳ね。

私が着る物や食べる物を我慢してこのお金を貯めていることを
旦那は知っているのに
あ〜それ言うんか〜キョロキョロほーん
わたくしとした事がしばらく何も言えませんでした。
旦那、私が黙っているのを見てマズイと思ったのかどうかは知りませんが
チラッチラこっち見ながら
『なあ、姉ちゃんさ、月々いくらずつなら
50万円返済できる?2万?3万?』
返済シュミレーションをして私にプレゼンでもしたかったのでしょうが
義姉Bの
『5千円、、、』

に敢え無く撃沈致しました。
8年かかりますよね照れなめとんのか
絶対返してくれないと思いますがね真顔
義父がそこでなぜか大声を張り上げ
『50万くらい貸せばええやんか!
お前には家族の情はないんか?』
この時ばかりはありがとう義父。
あなたの心無いひと言で
わたくし息を吹き返すことができましたウインク
私にとって義姉Bは家族やない!親戚や!!
なんて今書き出したら突っ込めるけど当時はスルーしちゃったわチュー
それならさ、お義父さんが貸せばいいんと違います?ニコニコ
『貸したいけどなぁ〜
貸したいんやけどもなぁ〜
わし通帳に10万もないよ。』
馬鹿にしたように笑いながら返答を受けましたので
私も笑いながら

じゃあ作ればいいんちゃう?ニコニコ
アンタの大好きなカードローンで
50万円引き出して義姉Bに渡しましょうニコニコ
ね?そうしましょう爆笑
↑良い子は絶対マネしないでねプンプン
『え、、、そんなん利息が、、、』
なんてモゴモゴ言う義父を無視して
次は旦那に
離婚しましょうニコニコ
今まで貯金したお金を折半した中からなら好きにしていいよ。
もう知らんわ爆笑
アンタらで介護も借金も何とかしーや
これ聞いて旦那しばらく固まる。
その後すぐに義姉Bに向かって
『ごめんやけど帰って。
ウチからできることはないわ。
お願いや、帰って。』

義父もそれに便乗し
『そういうこっちゃ。
自分のケツは自分で拭かなアカン。
今日はもう遅いし帰れ。』
手のひら返し凄いなびっくり
家族の情どこ行ったん?
つか義父よ
お前がそれ言うんかポーン←私義父の借金肩代わりしています
義姉Bがまたまた暴走モードに入りそうになったので
騒いだら姑さん呼ぶよニコニコ
ちゃんと釘を刺して
ねえ、その靴いつ買ったん?
その服は?バッグは?キョロキョロ
キョトン顔の旦那&義父は無視して続けます。
ワンオペ育児?
アホか。
世の中の母親ほとんどワンオペ育児じゃボケ。
育児家事大変なら大量に物買っていいん?
借金していいんか?
その理論でいけば世の中の母親みーんな借金まみれやな!!

↑たしかこんなような事言ったハズ滝汗
だっておかしくないですか?
自分が借金したのは
育児のせい

那のせい
ストレスがたまって買い物するのは仕方がないことだなんてムキー
じゃあ私は義姉Bの3倍は借金できるやんチュー
しませんよ真顔
とりあえず仕事見つけーよ。
それと旦那さんにちゃんと話せ。
家族に内緒でウチから金借りるんは卑怯やわ。
自己破産の話はそれからや。(金は貸さないよウインク

帰れ爆笑
それだけ言って義姉Bが投げ捨てたティッシュを片付け
奥に引っ込みました。
後は知りませんが0時を大きくまわってから車のエンジンの音がしたので
それくらいにやっと帰ったんでしょうキョロキョロ
布団に入った旦那に
『離婚せんからな!』

なんて言われましたので
決めるのはこっちじゃハゲニコニコ
って返しておきましたウインク
義姉Bの話は以上です。
今まで応援ありがとうございましたウインク
先生の次回作にご期待ください。
なんて
2日後また義姉B
旦那と子供×2引き連れて
来てますけどね真顔
そこまで面白くはないので書くかどうかは気分に任せます口笛
それではまた夜に〜ショボーン



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史上空前の咄嗟ブームを総括

こんにちはおさるのもんきち

今日は土曜日。
べったりな子どもたちですけろけろけろっぴけろけろけろっぴ

夜になると、ともやの咳が止まらず
寝不足が続いております。
しかも…(汚い話です。閲覧注意滝汗
咳こんで、顔面に吐かれました…ダウン
咄嗟に目も口も閉じました。
ともやが寝てから夜中2時にシャワー…。
ま、こんなこともありますね?ねーよショボーン

ハローキティハローキティハローキティハローキティハローキティ
話は変わりまして。
療育園にあかねの後期の目標を提出しましたニコニコほとんど前期と変わりませんが、今頑張りたいことがあります。
いつでも声がデカイこと。
(昨日は体がデカイ話…デカイばかりタラー
場所、時間構わず、大きな声で話したり歌ったり絶叫したりします。
「あかね、おくち、おしまい。」
が伝わるようになってきたので

それを伝えていこうと思います。

早くから、取り組まれている方多いと思いますが、私は「できそうだな」となってから取組みます。
トイレトレーニングと同じで、発達を見ながら挑戦します。
焦って教えても理解出来なかったらダメだし。
自分の子どもの発達に対しては
私はかなり、のんびり屋さんかなと思います。
これを書いていたら、おもちゃの取り合いで喧嘩が始まっていますが、それも様子を見ています。
手足が出そうなら、飛んで行きます。
勿論お友達なら、すぐ間に入りますが
姉と弟なんでニヤニヤ
喧嘩から学ぶこともあるかなと思っています。
ハローキティハローキティハローキティハローキティハローキティ
発達障害とか、知的障害とか言うと
なんか、特別な指導が必要な気がしますが
観察して、出来そうなことを
「どうしたら、できるかな?」と考えてサポートする。
出来たら、めちゃくちゃ褒める。
いわゆる子育てって、みんな同じじゃないかな。
勉強だって、塾だったり家庭教師だったり通信教育だったり子どもが学びやすい環境を探したり、宿題見てあげたりしながら、サポートするんだろうし。
困り事があれば、一緒に考える。
私はこれだけは誓っています。
周りと比べて、悲観して子どもたちの成長、発達を無視して突っ走ることはしない。
なぜ出来ないのか理由があっても、子どもたちは説明できないことが多いだろう。
障害ある無し関係なく。
成長すれば、わかることがある。見える事がある。そしたら、前に一歩進める。
その力が子どもたちにはある。
だから、観察してサポートする。経験させる。
きっかけを一緒に模索していこう!
なーんて思っていますニコニコ

咄嗟の魅力についてまとめました。

この先すずの妄想です。

翔ちゃんとかずくんはラブラブ。大丈夫な方はどうぞお進みください。

でる…でない…でる…でない…

手のひらに乗せたケータイを睨んだまま、僕の心は2つの言葉の間を振子のように行ったり来たりする。

でる…でない…

これってまるで花びらを一枚づつちぎる花占いだ。

可憐な少女がやってこそ絵になるそれを、なんでぼくが…

そう思いながらも止まらない。

「はぁ…」

ひとつため息をついては、ケータイを眺め…

さっきからずっとその繰り返しだ。

母屋の2階にあるぼくの部屋。すり減ったカーペットの上に座り込んで、もうそろそろお尻も痛い。

ディスプレイに浮かぶ名はよくよく知った人なのに、何故こんなにも気が重いのか。

それは、僕が自分にヘンテコな約束をしたからだ。

もし翔くんがこの電話に出たならば、ぼくの恋は動き出す。

でも、もし出なかったなら…

ぼくは翔くんへの想いにさよならする。

「はぁぁ…」

これまででいちばん情けないため息をつきながら、それでもぼくは自分を奮い立たせ、とうとう通話ボタンをぎゅっと押した。

青いチェックのカーテンが揺れる、未だ子供っぽいオレの部屋。妹と分け合った木枠の硬いベッドにゴロリと寝転ぶケツの下で、ケータイが震えた。

今夜クラブで開かれる友達のパーティー。その予定に何か変更でもあったのだろうか。

オレは緩慢に首をもたげて、電話を拾い上げるが早いか、目に飛び込んできたディスプレイの文字に飛び上がった。

ギシッ…

ベッドが軋む。

ヤバイ、ニノミヤじゃん…

オレは固唾を飲んで、震える液晶を見つめる。

ヤバイ…

ドクドクドクドク…

オレの身体に一気に血が駆け巡り、爪の先までもが脈打ち始める。

そうしている間にも、手の中でケータイは唸り続けた。

でろよ…はやく…切れちゃうぞ…はやく!

どうしてしょっちゅう一緒にいるニノミヤの電話にこんなにも焦るのか。

その理由をオレは痛いほど知っている。

それは…

俺がアイツを好きだから…

あまりのうろたえぷりに、あらためて突きつけられるその事実。

「あぁーーーっ!」

心の準備もできないままに、半ばヤケクソ気味にオレは通話ボタンを押した。

「もしもし」

発した声は自分でも驚くほど無愛想で、

「あ…」

電話の向こうでニノミヤが怯んでいるのがわかる。

オレはあわてて声に色を載せて呼びかける。

「ニノミヤ?」

するとどうだろう。

ニノミヤは意外にも淡々と喋りだした。

「あのさ、今日これから暇?」

「は?」

唐突な問いかけに思わず聞き返した声はまたも愛想なく、すると、

「なら、いいや」

あまりにあっさりと話を終わらせようとするから、

「おい、待て待て、なんも言ってねえじゃん」

オレは慌てて引き止める。すると、

「そっか…」

切ることを思いとどまってくれたらしいニノミヤが、電話の向こうで、

ふぅ…

かわいらしいため息をひとつついた。

今度こそ慎重に、穏やかに、

「これからって…いつ?」

心して尋ねれば、

「こ…れから、すぐ」

少し固い声が、難題をぶつけてくる。

「すぐ…か…」

しばらくの沈黙の後オレは、

「いいよ」

ふたつ返事でその案を受け入れた。

「マジか…」

そう呟いて、放心していたのは僅か5秒ほどだったと思う。

「やっべえ、全然時間ないじゃん」

枕元の目覚し時計に再び飛び上がり、転げる様に階段を駆け下りて飛び込んだ洗面所。後ろ手に締めた扉は、勢い余って、

バタン!

派手な音を家中に響かせた。

シャワーを浴びる時間もない。

とにかく、夜の約束はキャンセルだ。

「まったく何なんだよ突然に…」

ブツブツと文句をいいながら覗いた鏡の中には、随分とだらしなく目尻を下げた自分がいた。

顎を引き、目もとを引き締めて、髪にムースを馴染ませる。手首に香水を振るとその腕で首筋を擦った。

いちばんイケてるカットソーに、いちばんイケてるダメージデニムを迷わずハンガーから剥ぎ取って急ぐ玄関。靴箱を開けて、

どうしよう…

オレははたと立ちつくした。

どれだ?どいつだ?

オレの目は、いちばんを探してさまよう。

「あら、デート?」

そんなオレの背中にコツンと当たるおふくろの声。

「ちっげぇわ、呼び出されたの、ニノミヤに」

なんだか秘密をのぞき見された気分で、咄嗟にガキみたいにムキになって言い返すと、

「あら?」

目を丸くしたおふくろが、

「デートならそれがいいんじゃない?」

と、一足を指差す。

「え?これ?」

オレは少しの抵抗を滲ませながらも、そいつのかかとを掴んで足を突っ込むと、玄関を勢いよく飛び出した。

ガタンゴトンガタンゴトン…

トクトクトクトク…

ぼくの鼓動と車輪の音は、まるで輪唱しているみたい。

休日の夕暮れ時の静かな車内。上りの電車に人はまばらだ。

乗り慣れた黄色い電車のドアに寄り添うように立って眺める外の景色は、いつもとなんら変わりないはずなのに、高架から見下ろす連なる屋根屋根は、夕日にキラキラキラキラ、ぼくの恋の船出を祝福する水面みたいに輝いている。

見慣れた景色がこんなに美しいのは、きっとこの先にあなたが待っているからなんだ。

…今日、ぼくはあなたに会える。

こみ上げる笑顔が恥ずかしくて、誰が見ているわけでもないのに、ぼくはドアのガラスに額を付けてうつむいた。

走れ!走れ!

オレは自分にムチを入れるように心の中で繰り返す。

西の空に滑るように沈んでゆく秋の太陽に負けじと腿を上げる。

息があがって苦しいのに、頬を撫でる風にもきみを感じて自然に笑顔が溢れだす。

券売機のボタンを連打してひったくるように掴んだ切符が、今日はキミへの特別な招待状だ。

電車は小洒落れた街々で、人々を落としては拾いを繰り返して都心に向かう。目に映る人はみな幸せそうで、オレと同じように恋をしているのかと錯覚してしまいそうだ。自分がしあわせだからって、オレってこんなに単純だったかと自分に呆れる。

キミに会ったらどうしよう。

近頃話題の店をひとまわりしたら、おしゃれなあのカフェでお茶を飲もう。

キミの好きな紅茶は何だろう。

ぼくのお薦めはね…なんて、小さなメニューの上で頭を突き合わせて。店を出たら並木を一緒に歩いて、それから……それから…

オレは、これから降り立つ街の風景のそこここにふたりを混ぜ込んでは、こみ上げるよろこびに身悶えそうになる。

…今夜キミに、オレといて楽しいと感じてほしいんだ。

気付けば、中吊り広告のお堅い文字に向かって、ニコニコ微笑みかけていたオレは、誰にも気付かれないように、ひっそりと頭を垂れたのだった。

「改札出たらそこにいろ、動くなよ?」

なんて、ほんと過保護なんだから。

くすぐったい言葉を頭の中で反芻しながら、ぼくは言われたとおり改札口に突っ立ってあなたを待つ。

きっと、どこぞのヒーローみたいに、ぼくの目の前に舞いおりるあなたを思い描いて、ぼくの胸は前にも増して、トクトクと大きく鳴りはじめた。

こじ開ける勢いで扉から弾け出て、ステップを幾段も飛ばしながら階段を駆け上がる。遠目に見る改札口がどんなに混み合っていたって、オレにとってキミを見つけることなど、いとも簡単だ。

だって、ぼくの視線は君だけを捉える特殊機能を備えたレーザービームだし、だいいちキミは誰よりも輝
ている。

だからほら、

見つけた!

もう、優しく抱き上げて拐ってしまいたい。

本物のキミを見た途端、温かく柔らかになってゆく気持ちを抱きしめて、オレはキミの前に立った。

「急に呼び出してごめんね?」

肩で息をするオレを見て、ニノミヤは心配そうに眉を下げた。

「いや…」

オレはいっそう大きく息を吸って、

「電話…うれしかった」

ニノミヤに笑顔を向ける。

するとニノミヤはいつも潤みがちな瞳をさらに潤ませて、

「ほんとに?」

白い耳をピンクに染めて俺の瞳を伺うように覗く。

「うん」

オレはただ深くうなずいた。

いつの間にか夕闇に包まれた街に、翔くんはぼくを気にかけながら、足を踏み出す。

すぐ前を進む翔くんの、チラチラと振り向く笑顔は精悍で、うっとりするくらいカッコイイ。

数度目にその笑顔にぶつかった時、ぼくは思い切って言ってみた。

「めちゃくちゃドキドキしたんだよ?電話するの」

ほんとはそんなこと言うつもりじゃなかった。だって、恥ずかしい。

だけど、翔くんが、「嬉しかった」って言ってくれたことが、ぼくに勇気をくれたんだ。

ニノミヤは屈託なく笑うけど、その目元は照れている。

そんな横顔を見ていたら、オレの中でカタカタと音をたててパズルが解け始めた。

ついさっきまで、伝えられなくたって構わないなんて思っていたキミへの気持。今は、素直な気持ちをそっと差し出したなら、ふたりの恋は始まる。そんな予感がする。

同じ気持ちで見つめ合う。

そんな夢みたいな場面にオレは…

近づきたい。

すれ違うのさえひと苦労な人混み。ずっと先まで真っ直ぐに続くケヤキ並木の中央を貫く車の列にはチラホラと小さな明りが点き始めている。

行き交う人と肩がぶつからないように、ぼくの腕や背中に時々触れて、翔くんはうまいことスムーズにぼくを前へと進めてくれる。その触れる指先がくすぐったくて、ぼくはついつい首をすくめてしまうけれど、それはとても心地よくて、ぼくの不安を溶かしてゆく。

まだまだ心に仕舞っておこうと思っていた翔くんへの気持。でも今は、素直に頷けば、ぼくたちの恋はきっと始まる。そう思えるんだ。

想いを寄せ合う。

そんな夢みたいな時間にぼくは…

近づきたい。

休日の人と音で溢れる通り。

気付けば、最初に寄ろうと考えていた店は、とっくに通り過ぎていた。

でも今はもう、そんなことはどうでもいい。

「ちょっとのど渇いちゃったな」

どれくらい歩いたか、駅からだいぶ離れて、人混みも少しこなれ始めた辺りでニノミヤが口を開いた。

「そうだな」

オレの頭の中には、もう何のプランも存在しない。

「この路地、入ってみようか」

ももいろのほほをつやつやさせて笑うキミに従うよ。

キミとふたりで歩く。

それ以上にイケてるプランなんてありはしない。

流行りのものも、気取った場所も、なにもいらない。

ただキミとふたり、いつまでも、でどこまでも、キミだけを感じていたい。

やがて茜色の空は紫紺に変わり、都会の空にも星が瞬きだす。

だけど…

オレのキラ星は、ここにいる。

「今夜、電話していい?…今度はオレから…」

そう尋ねればニノミヤは、すぐにオレを見上げて瞳を潤ませる。

「ほんと?そしたら明日はぼくが…」

すぐさまそう言いかけて、ほほを赤らめた。

「んじゃ、あさってはオレが」

続ければ、

「え…え?…」

ふいに立ち止まって目を泳がせる。

そのわかりやすい動揺っぷりに、オレはなんだかほっとしていた。

だって、涼しい顔をしているオレだって本当はキミと同じだから。

キミとオレとの新しいページが繰られようとしているこの夕闇に、気持ちは昂ぶっている。

「のど、渇いたんだろ?何飲もうか」

「コ…コーラかな」

コーラ?

ニノミヤって、普段コーラなんて飲んでたか?

オレは首を捻るけど、

「お、自販機あるよ?」

少し先の道端に赤いボックスを見つけて指差した。

キョロキョロと見渡すニノミヤの手を引いて歩き出す。

「え…しょお…くん?」

オレは振り向かない。

ただオレの手の中で、キミの丸い指先がやがてそっと添うように動くのを感じる。

その微かな動きが、オレたちをまた少し近づける。

オレは、自販機がガコン…と音を立てても、ニノミヤの手を放すことはなかった。

fin

    special thanks for na‐ju

咄嗟のサイト

作 ウィリアム・シェイクスピア

演出 井上尊晶

出演 中村芝翫/檀れい/神山智洋/前田亜季/石黒英雄/池田純矢/辻萬長/二反田雅澄

 芝翫とオセローってちょっと結びつかなくて、果たしてどんなだろうというのと、演出の井上氏は蜷川さんとこで演出助手をしてきた人なので、どういう舞台を作るのかなというのと、2点に興味があって観てきました。

 演出についていえば、ビジュアル効果の高い舞台セット、派手な音響/音楽など、確実に蜷川さんの遺伝子を受け継いでいるのが分かった。演技に対する演出も正攻法。役者の個性を尊重している感じで、ひねった性格付けはあまりしていない。全体として、蜷川系オーソドックスな「オセロー」って感じでした笑顔

 オセローが嫉妬に燃えると赤く染まる巨大な満月、心の内を見透かすようなミラーパネル、横に広がる大階段など、蜷川さんまんまというのが随所にあり、意識してそうしてるのか、蜷川流が染み付いてしまってるのかショック その中にも工夫はあって、例えば、イアーゴーに疑念を植え付けられたオセローが大階段を少しずつ下降していくのは象徴的だし、イアーゴーがそのまま上段にいる絵面は2人の力関係が逆転する瞬間に見えたし、終盤、一人になったイアーゴーが鏡に映った自分の姿に一瞬ハッと怯えるのも上手い見せ方 OK

 エンディングは、徒党がなだれ込んで皆殺にしイアーゴーだけが生き残るという、原作にはない独自の解釈で、演出の意図は正直言って不明だけど、イアーゴーひとりが取り残された舞台には空虚感が漂っていました。ちょっと面白いけど、突然すぎて???ってなったQueenly 襲ってくるのはトルコ軍の残党なのか? 前段階で、怪しい連中が島内に潜んでいることを仄めかすシーンを入れといて欲しかったなー苦笑

 音楽は松任谷正隆なんだけど、ベタというか通俗的というか、ちょっとダメでした青ざめ顔 例えば、デズデモーナが花道から登場するときに女性のアカペラがドラマティックに流れる、その気恥ずかしさといったら……がっかり

 脚本は河合祥一郎による新訳なんだけど、演出家は河合氏に「英語のリズムを生かしながら、軍人の世界観を明確にする言葉遣いを」と依頼したそうです。実際、ヴェニスとトルコが交戦状態にあることを感じさせる演出がいたるところに施されていて、例えば幕開け、ヴェニスの水路を行き交うゴンドラのひとつが棺を運んでいて女性がすがりついているのは、たぶん戦死だろうと思わせ、最初から芝居全体に戦争の影を落とす光景棺 建物の外から散発的に銃の音が聞こえるし、2幕(キプロス)冒頭は戦闘シーンで始まるし、そのあとの酒宴で兵士たちが浮かれ騒ぐシーンは、ああ軍隊だなと再認識させます剣

 そういう空気が漂うので、芝翫オセローは武将なんだということを、見ていて割と強く意識でき、名誉を重んじる高潔な男という印象でした。その裏側に、一本気で愚直な一面があってもおかしくないという感じ。なので、ほころびを突かれ嫉妬の鬼に取り憑かれてからの弱さに説得力があり、イアーゴーの悪魔のささやきに動揺し、疑心暗鬼になっていく芝翫の姿は自然でした。

 最後の長科白はたっぷりで、ちょっと歌舞伎調になったけど隈取 あの中にあって一人異質な存在であることが却って強調されていたと思う。芝翫の立ち振る舞いやセリフ回しには威厳と人間味が同居していて、ハンカチに固執するなど、聞かせどころのセリフのコントロールもさすがでした〜クラッカー

 「オセロー」のもう一人の主役と言っていいイアーゴーの神山智洋は初見です。イアーゴーって演じ甲斐のある悪党なだけに、役者によって複雑深淵な性格付けをしがちだけど、神山イアーゴーが良かったのは、余計な役作りをしていなくて、等身大の青年兵士としてのイアーゴーを真っ直ぐに演じたことだと思う静怒

 プログラムにもあったけど、彼の謀略のきっかけは、オセローのために戦い尽くしてきたのに副官に選ばれなかったショック/ヒガミなわけで、ある意味、真面目さの裏返しからくる悪巧み。だから、ロダリーゴーを自分の手で咄嗟に刺し殺したあと、自分が仕掛けた罠が一人歩きして制御できなくなっていることに気づき、一瞬、動揺の表情を見せたときは切なかったきらきら

 確かに、長ゼリフになると息継ぎとか強弱・緩急の付け方は十分でなく、言葉が聞き取りにくくなることも。それでも芝翫を相手に、押されることなく対等に張り合っていて、かなりいいんじゃないの〜と思いましたきゃー

 デズデモーナは檀れい。文句なく美しく、ヒロインにふさわしい華があるけれど、デズデモーナって、キャシオーの復職を必死で頼んだり、大切なハンカチをなくしたりという、自分の無意識の行動がオセローに疑念を抱かせるってことに全く気づかないわけで、幼いといっていいほど純粋すぎる女性だと思うんです。でも檀さんはしっかりとした聡明な感じで、それくらいすぐに気づきそうに見えたニコ それから「柳の歌」はまともに綺麗に歌いすぎじゃないかながーん 死を予感したデズデモーナが
口ずさむ哀れで不吉な歌なわけで、普通に上手く歌うシーンではないと思うのです。檀さんには酷でしょうが苦笑い

 最後になったけど、いまどきの「オセロー」、肌を黒く塗る必要はあるのだろうかという疑問は残る(-゛-) 世界的潮流は「塗らない」方向のようです。しかも芝翫はゆるいカーリーヘアにしていて、ちょっと作りすぎ暑い 「あの黒い肌の……」というセリフを聞いたとき、観る人がオセローの肌の色を想像すればいいんじゃないかな。

咄嗟のお気に入りが見つかる!

ノブちゃんには婚約までして破棄になった元カノがいる→

付き合う前にそのことでゴタゴタがあったんだけど、ちゃんとスッキリしてから付き合ったので、ずっと気にしてなかった
気にしてなかったんだけど
この前ノブちゃんがお風呂に入ってる間にリビングのテーブルの上にあったノブちゃんの携帯が鳴って、携帯が私の目の前にあって画面が上向きだったので目に入ってしまった
元婚約者の名前はハッキリと覚えている
その名前の人からラインで
「元気?」
え…
ちょっと待ってちょっと待って
婚約破棄までした元彼にラインで
「元気?」
って連絡するのってどういう心境?!
私はかなり動揺した。でも、とりあえず見なかったことにしておくしかないと思い、そうすることにした
ノブちゃんがお風呂から上がって来るまでに、色々考えた
ノブちゃん、このライン見たら、どんなリアクションするんだろう
返事するのかな?
私に、何か言うのかな?
見て見ぬ振りでもするのかな?
そんなことを考えてたらノブちゃんがお風呂から上がってきた!
私は、携帯の近くにいたら、携帯を見たことを悟られてしまうと思い、咄嗟に携帯から離れて、台所で流しを磨き始めた
ノブ「さくらちゃんただいまー!ビールビール♫」
ノブちゃんは冷蔵庫に直行して、まだ携帯を見ていない模様
ノブちゃんが携帯を見た瞬間の顔を見逃してはいけないので、私はノブちゃんをさりげなく見張る
冷蔵庫からビールを取ったノブちゃんは我慢しきれずその場でビールを開けて一口。っかー!!美味い!!とかなんとか言ってる
それからノブちゃんはリビングのソファに座りビールの続きを飲み始めた
携帯見るかな、見るかな…
ノブちゃんがテーブルに手を伸ばす!!
携帯チェックか!?元婚約者からのライン!見た瞬間のノブちゃんの顔お見逃しなく!!
私はノブちゃんをガン見した
ノブちゃんはテーブルに伸ばした手でテレビのリモコンを取った
テレビをつけて、テレビを見始めた
携帯見ろや!!!
ノブ「あ、そうだ、さくらちゃん、録画しといた殺人を無罪にする方法観ない?」
私「う、うん、いーよ」
私はノブちゃんの隣に座る
ソファの前にあるテーブルの上のノブちゃんの携帯
もしこのタイミングでノブちゃんが携帯を見てくれたら、一緒に覗き込んだふりをして、このことについて話を聞ける
そんなことを思いながら、ノブちゃんと録画しておいた海外ドラマを見始める
携帯が気になってドラマの内容全然頭に入ってこない
携帯鳴らないかな…
誰でもいいから、ノブちゃんの携帯鳴らしてくれ
そしたらノブちゃんは携帯を手にとって、元彼の婚約者からのラインにも気づく
私も一緒に見れる
鳴らないかな、携帯
鳴らないかな…
鳴らないな。
海外ドラマ終了
ノブ「いやー、早く続き観たいね!!」
私「うん…」
ノブちゃんは私を抱き寄せキスをする
お風呂あがりに一緒にテレビを見た後はいつもソファの上でイチャイチャして、そのままベッドへ行きエッチをする
私はノブちゃんの元婚約者からのラインが気になってそれどころではない
ノブちゃんは結局携帯を一度も見ないでベッドに私を連れて行った
もし

しノブちゃんが元婚約者からラインが来てたことを私には内緒にしたまま、連絡を取り始めたらどうしよう
元婚約者がノブちゃんに未練があったらどうしよう
ノブちゃんの私への態度がだんだん変わって行ったらどうしよう
そんなことを考えて不安に駆られながらも、ノブちゃんに感じることをたくさんされて声を出しちゃう私
ノブちゃんもそんな私を見ながらどんどん激しくなっていって、果てた
ノブちゃんはそのまま、寝た
眠れない私
つづく
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咄嗟 関連ツイート

パッと言われると左右が咄嗟に分からん事が多々あるから余計苦手意識…
RT @hannahumming: @sockskurogohan 同意です。3・11の時大川小学生が先生の言いつけを聞いて並んで避難しようとしていた時、咄嗟に逃げ出した子供は助かっています。先生が当てにならない以上に、200人も死んだ西日本水害の時飲んで歌っていた安倍政権。大…
RT @Mrgomi3: 119に連絡した時の私

119「もしもし」
私「(住所)に来て下さい!私がヤバイです!血を吐きました!」
119「えっはいわかりました。今向かいますね。」

それを聞いた30秒後にぶっ倒れました。咄嗟に鍵を開けて良かった

119に連絡した時の私

119「もしもし」
私「(住所)に来て下さい!私がヤバイです!血を吐きました!」
119「えっはいわかりました。今向かいますね。」

それを聞いた30秒後にぶっ倒れました。咄嗟に鍵を開けて良かった

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