咄嗟は今月もトップ10ランキング入り、他店にはない商品を扱うレアもの専門店です
おねぇちゃんが、
なんか きらのこと じーーっと見てたよ。
本当に空に呼ばれたような、囁かれたようなその一瞬に2、3枚適当に撮るだけなので「あぁ。。
輝空のパパがふと。
どうか、皆さんがどんな時も。
咄嗟の人気商品はどれ?売り切れも出てきてます、どうぞお早めにご覧下さいませ
※BL妄想小説です
閲覧にご注意くださいね
濡れた顔に、雫があとからあとから
伝わっていく。
さっきまで忘れていた冷たさを
急に感じて、歩きながら自分の
肩を抱いた。
「あのさ……。
傘には入れてくれないわけ?」
前を行く男が肩越しに振り返り、
俺の姿を上から下まで眺めてから
答える。
「いまさら必要ないと思うが」
「まぁ……ね。
そう言われちゃ、そうだけどさ」
そうは答えたところで「ケチ…」
などと心の中で毒づきつつ、
必要以上に優しくされないことに
ほっとする。
過剰な優しさには必ず裏がある。
十七年間で学んできたことだ。
夜道を、まるで拾われた子犬のよう
だと思いながら歩き、それから十分
ほどで目的地に着いた。
「いいところに住んでるんだね」
仕立ての良さそうなスーツを着て
いるのを見た限りでは、社員寮の
ようなところを想像していたわけ
ではない。
だけど、あまりにちゃんとした
マンションなことに驚く。
煉瓦色の背の高いマンションは
オートロックで解除して中に入れば
広いエントランスに迎えられた。
閑静な場所に建つ、セキュリティの
しっかりしたマンションとくれば、
家賃は何となくでも推測出来る。
エレベーターに乗り込むと、
最上階のボタンが押された。
玄関で立ち尽くす俺に、口数の
少ない男はいきなりこちらを
振り返り、手を伸ばしてきた。
そして、あろうことか荷物よろしく
俺のことを肩へとひょいと抱え
上げる。
「ちょ……っと! 何すんだよっ」
「大人しくしてろ。
でなきゃここで素っ 裸に するぞ」
「す……ぱって……。
あんたまさか、そっちの人!?」
ビビって男の肩の上で身を 捩る。
だが細身に見えても力は自分より
ずっとあるらしく、腰に 回った
手は全く動かない。
結局そのままの状態で運ばれ、
下ろされたのはバスルームだった。
「そっちでもあっちでも
好きに想像してもいいが、
先ずは、そのナリをどうにかしろ」
呆れたような眼差しに、我に返る。
どうすればいいかと聞いたのは、
自分のほうだった。
確かに玄関で素っ裸にされても
仕方ないような有り様で、たった
いま男のジャケットも同じ目に
遭わせてしまった。
「……ごめん……えっと」
まだ名前も知らなかったことに
気づく。
聞かれなかったから、
自分も名乗っていなかった。
「俺は二宮和也」
他人の家のバスルームまで来て
おいて名乗らないというのも変
なので、先に名乗る。
「お兄さんの名前は?」
自分のせいで濡れてしまった
ジャケットを脱いだ男は、あまり
興味がない様子で短く答えた。
「大野だ」
と、不意に指が俺の唇のその下、
顎を拭う。
「……な、何?」
咄嗟に身を引くと、男―――大野は
片方の眉をひょいと上げた。
「何だ。
ゴミかと思ったらほくろか」
その一言で大野は出て行った。
ぱたりと閉められたドアを前に
しばらく呆然と突っ立っていた俺は、
大きく息をつくと頭を左右に振る。
全く何をやってるんだか。
下の名前を問いかける余裕も
なかった。
いや、いまはそのことよりも、
自分に呆れずにいられない。
家を出て来たことに後悔は微塵も
ないが、何でも出来そうだ
思った
あの解放感はまがものだったのだと
ひしひしと実感する。
何でも出来るのなら、こうして
他人の世話にならなくていい
はずだ。
いや、錯覚したから見知らぬ男の
あとに無防備についてきたと言える
のか…………。
続く
同じ成瀬さま美ジュ繋がりで
「歪愛」読み返してくださってる
読者さんも多いみたいなのに、
アク菌に喰われた箇所、まだ
訂正出来てないままですみません
訂正したらまたお知らせしますね。
作品保護と自身の保護のため
アメンバー管理を随時行っています。
お手数ですが、お話を読んだあとは
その都度「いいね!」を残して
いただけるようお願いします。
ご協力いただけないアメンバーさん、
あまりこちらに見えていないと私が
感じたアメンバーさんは、整理対象者と
なることをご了承ください。
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