咄嗟 はたらくを楽しもう

咄嗟 はたらくを楽しもう

今から買うなら咄嗟が絶対おすすめです!

はいほ~

40代、めっさ昭和、母子家庭歴19年、パート社員から開始…現在はぼっろぼろの家で猫との2人暮らししながら

の社長ってのしてる、BOSSっすニヒヒ

今日は9月20日!!
20日~~~おいでおいでおいで

いや、特に何でもないですニコニコ←何ですか、それじゃぁ言わないでください真顔

その9月20日雨の木曜日、
、で買わせてもらった

こちら~…
使用開始ニコニコ

使用開始ったって
居酒屋でお金払う時に鞄からこの財布出して払ってたらべっくらポン!
ざんしょ??

なのでなので
愛する諭吉さん、の休息場所に。
新札をぺらりぺらぺら~数枚入れました!
そのデビュー日ですキラキラ

もともと
「ゲン」とか
「ゴリヤク」とか
結構好きな方、意識する方ながら

1つ1つでこんなにナハハな気持ちになる様なったのはここ10年位かな~

なんかさ。
自分が何となくでも清々しく生きてる感、
し出してから
「だからきっと神様も応援してくれる」
ンマに思い出して…

おほっ、おほっ、おほっーちゅー←話、進めてください真顔

あの頃は神様の応援なんて
信じられなかった…全く…
それは神様に応援される様な自分じゃないって思ってたからなんかなぁ。

あの頃…うん?年前うん十年?前のあの頃は…

・・・・・

仲良かったはずの旦那様が突然出て行ってしまい、離婚を望みはするもののその様子は無いまま全く理解不能な言動。
周りの応援もあり、復活を信じてしばらくは旦那様への発信はせず、ただ黙って待つのだと決めていたあたしだったが、
皆の嫌われ者である自分、望まれてない自分、に気づき旦那様に連絡をしてしまう。
(……)

旦那様に電話した。
出ないだろう事は100も1000も承知での電話。
留守番電話に切り替わったら吹き込んでやろうと思っていた。
その割には短い時間でどう入れれば良いのか、どんな言葉を使うのか
ろくに考えもせず発信していた。
ところが予想通り旦那様出る事無い電話、
留守番電話に切り替わらない。
イラッとしながら一旦電話を切る。
切る前から
切った後にはすぐリダイヤル発信をしてやるつもりのあたし。
電話のリダイヤルボタンを押そうとした時、旦那様から電話が入る。
えっ?!
自分でかけておきながら一瞬びっくり。
自分でかけておきながらまさに戸惑う。
「おう。どこや?!」
相変わらず先ず居場所を確認する旦那様。
即答できないでいる間に続いて
「なんや…?どないした?!」
と、旦那様。
不思議で仕方ない。
どないしたもこないした、も…
貴方そんな事興味ないんじゃないですかー?!
あたしの電話に折り返したりしないじゃないですかー??!
ひねくれてる、というよりあたしは心底戸惑っていた。
どうした?!
と問われて改めて考えると我ながらどうしたんだ?と問いたくなる。
どうした?なんなんだ??!
留守番電話に吹き込む内容もまとめていなかったくせに
留守番電話に吹き込むとばかり思っていたのだから問われても…
言い訳混じりな返答しか頭に浮かばない。
それでも何か返事しないといけない。
あたしは咄嗟に…
「今日…帰ってこーへんやろ?」
そう質問した。
旦那様の返答は
「なんで?!」
なんでーーーーーーーーーー?!
なんで、って何やねん
なんで、って何やねん。
そもそもなー?
そもそもやで??!
家には帰ってくるもんやねん…。
あんた、勝手に帰って来てへんだけやねん。
帰ってけーへんねんやったら
帰ってけーへんだけの覚悟と責任持って動けよなーーー。
その位の事わからんのかーーーーーい??!

と、言う事はなかったけれど
「いや…。帰らへんやろ?!」
繰り返し質問した。
帰らない、というだろう…。
この頃の旦那様ならば
「なんでそんなん言われなあかんねん。」
位の事もおっしゃいますからね…。
帰らない、と言われた時には
なんでそんなん言われなあかんねん、言われた時には
「離婚話はどないなってる?」
そう言ってやる。
そう言ってやる。
静かに…でも強くしっかりそう言ってやる。
そう言って…
言ってやるーーーーーー!!
突然の旦那様からの折り返し電話にどうにも焦っていたあたしも
この数秒のやりとりをしている間に落ち着きを取り戻し出せた。
冷静に考えて電話をしたわけではない。
そうではないけれど
もう嫌だ。
ええ加減にせい。
そう思ったから電話をしたのだ。
さ!言えば良い。
さ!言いなさい?!
「なんでそんなん言われなあかんねん…。」
でしょ??
言いなさい?!
次の言葉準備してるからどうぞおっしゃってください!
勢いのまま次の言葉の準備が整ったあたしに
旦那様が返した言葉は
「今日飯でも行こけ。」
だった。

見ろ!咄嗟がゴミのようだ!

「…………ふぁんっ」
ちゅっと小さく耳に届くくちづけの音と共にキョーコの背中をぞくりと震わせた未知の感覚。
キョーコの唇から思わずに零れ落ちた高く艶のある、快楽に喘ぐ嬌声。
ぷちり……とそんな微かな音がしたような気がした次の瞬間、キョーコは目に眩しい光と耳をつんざく大きな音に咄嗟に瞼をぎゅっと閉じて頭を抱える。身を竦めるキョーコの肩を引き寄せるあたたかな腕。
足もとから響く衝撃と大気を震わせるような凄まじい力の渦。
それはほんの短な時間。
パラ……パラ……と、砂の落ちるような音を残して再び静寂を取り戻した様子にキョーコは恐る恐るに瞼を開け、そして驚愕にまんまると見開いた。
何がどうなったのかキョーコにはさっぱりと解らないが、天井と壁の一部が抉られたかのように大穴を開け薄っすらと暗い灰色の空が見え、床のあちこちに砕かれた調度品や家具だったものらしき残骸が散らばっている。
グルゥゥゥと、低い唸り声を上げ毛並みを震わせ牙を中空へと剥くカインと呼ばれていた黒い魔犬。
キョーコは自分を護るように抱き寄せているレンの黒い瞳のあまりの鋭さに、ひゅっと喉を震わせて息を飲んだ。
そんな魔犬と凄腕の魔術師の露わなまでに強くはっきりとした敵愾心を向けられた先
「あーぁ、俺の屋敷が……。嫉妬深い男は嫌われるよ?」
凄腕魔術師からの攻撃に晒されたとは思えぬ程に狼狽える素ぶりさえなく、飄々と揶揄うかのように楽しげにそう口にしている男。
後ろへと流し付けられた濃茶色の髪と焔のような赤が揺らめく悪戯な猫のような瞳。
小さな金の蛇のタイピンを付けた灰白色のアスコットタイやクラシコスタイルの黒いスーツにはチリや汚れや乱れのひとつもなく、キョーコのように羽で飛ぶでもなく当たり前のように宙に優雅に腰かけるように浮かんでいる男は、レンの腕の中のキョーコへと覗き込むような視線を流すと言ったのだ。
「助けてあげたのにね?」
キョーコへと同意を求めるかのように。
その視線を追うかのように自らを見下ろしたキョーコはやっと気付く、自分の身体に起きた変化に。
距離を取りもうキョーコには触れないとでも示すように両手を軽く上げてみせる男に、ひとまずは激しい悋気な怒りを抑え一触即発な臨戦態勢を解いた魔術師と魔犬。
キョーコのざんばらとバラついていた短な栗色の髪が、つやりとハリを乗せ綺麗にふわりと肩に乗る程に伸び、黒いコウモリの羽と尻尾や白い肌もピンク色の愛らしい唇にも心持ち何時もよりも艶があるように見えた。
何よりもキョーコを驚かせたのは…………幼馴染みなインキュバスに貶される度に悲しくなっていたつるぺたーんと真っ平らに近かった胸が、ふにゃりとまだ手のひらに収まるほどとはいえ柔らかな膨らみを見せていたのだ。
そして、軽く思えるキョーコの細い身体に満たされた力。
不思議そうにきょときょとと、男から頬にくちづけられた事で起きた自分の身体の変化を確かめていたキョーコへと
「俺からの祝福みたいなものだよ。」
悠々と中空へと長い脚を組み腰かけるように浮かんだままの男がそう教えるように告げた。
「…………アスモデウス様」
夢魔としての本能でキョーコが悟る彼の名。
「剣の王」「暴虐の主」にして、不貞なる者どもの支配者。淫らなる者、7つの大罪の『色欲』を司る古からの魔王の一柱。
そして、人間のように腹から生まれ出る訳ではないが……全ての夢魔たちを束ねる始祖ともいえる父にして母なる者。
堅苦しいから親しい者たちにはキジマと、そしてベッドを一緒にする子にはヒデヒトと呼んでもらっているのだと、軽薄な色気たっぷりのウィンクを飛ばしながら答えてみせる魔界でも指折りの権力者。
「それにしても酷い男だ。俺の娘をこんなにもぼろぼろでスカッスカにさせるだなんてね。」
にんやりと薄く笑うと、キョーコを腕の中から離さないままでいるレンへと歌うかのように楽しげに、それでいて苛むように続けたのだった。
「可哀想に。『ごはん』になるどころか…………あのままではその子、長くなかっただろうに。」
哀れむように告げられた不吉なるキョーコの未来の予想。
ぼんやりと受け止めたキョーコと、過敏なまでにビクリッと大きな震えを見せる魔術師。
「殺す気だったのかい?俺の娘を」
追い詰めるようなキジマの言葉に
「違うっ!!違う…………俺は」
強く返される否定と躊躇いの後に絞り出された懺悔のような苦悩に満ちた低い声。
レンの所為で命さえ危ぶまれるかもしれないというのに、何故か縋るように自分を抱き締めている男を責める気にはならずに……
気付くとキョーコは、首すじに顔を埋めているレンの黒髪をそろりと撫でていたのだった。
✄ฺ—-✄ฺ—-✄ฺ—-✄ฺ—-✄ฺ—-✄ฺ—-✄ฺ—-✄
キョコバスちゃんのパパさんは貴島くんでしたとさー。パパってよりも直系な眷属って感じですが……
いやぁ、ほとんど頬ちょーしかしてないのに、貴島さんっぽいとかみたいとかって正解な方がいっぱいいらして嬉しかったですの。
( ´艸`)
あ、別に猫木は悪魔系に詳しくないので……アスモデウスさんの説明は可笑しいかもしれないっす。
_(:3」z)_
次回、キョコバスちゃんに食べてもらうには?蓮くんを待ち受ける試練。
↓拍手のキリ番っぽいのを叩いちゃった方は、なにやらリクエストしていただくと猫木が大喜利的にぽちぽちと何か書くやもしれませぬ。

咄嗟情報天国

火曜日ブログ担当の
音恋あおいです🐈にゃ
今日は、\オレモー/ライブでしたっ💙
せとりは、
💙恋愛ふぃるたー
💙恋愛ふぃるたー
💙恋愛ふぃるたー
でした!!
なんとも!恋愛ふぃるたー3連!🤭💓
\オレモー!!/しに来てくれた方々
いかがでしたかっっっ(´๑•_•๑)??
このセトリ見て湧いたのはきっと
気のせいじゃないよ(ノ゚Д゚)ノ
今日は来れなかった方、
9/1の生誕祭でぶち上がろうね🎂💙
今日は、8月ラストライブ!!でした!
8月はほんとにあっという間だったな😨💓
8月、あおいに逢いに来てくれた方々
ほんとに!ありがとう😢🙏🏻💕
逢いに来てくれる人がやっぱり
思い出が沢山できるね😋💕
どれも大切な思い出(´๑•_•๑)
人生の思い出に
私が入れることがとても嬉しいなって
すごく思います。いつもありがとう。
9月もたくさん思い出作っていこうね。
たくさん笑おうね!👶🏻🍼💞
——————✁︎キリトリ線✁︎—————–
ねごどるちゃんのレッスンに
最近新メニューとしてしれっと
追加されたのが……トーク練習⏰
音恋の超苦手の……トーク練習……笑笑
トーク練習は、
お題と話す時間が決まっていて
それにそってお話する形で
おだいもトークも不意打ちに来ます。
だから、とっさに来ても、
しっかり言葉を並べて話すことと
限られた時間で何を1番に伝えたいかを
とっさに決めなきゃいけなくてもう
オロオロしてしまうし話してて
話したいことが決まってないと最終地点が
迷子になっちゃうからとても注意が必要です。
その咄嗟に判断出来る対応力
そして、聞いてて楽しいお話しを
しっかりできるように音恋は頑張りたいです◎
バラエティ番組とか沢山見なきゃっ🤭💓
——————✁︎キリトリ線✁︎—————–
SHOWROOM配信初めて
半年くらい経つかな?
最近はその日の
音恋ファッションを紹介したり
購入した新しい音恋ファッションを
みんなに見て欲しくて見せびらかしたり
することが多くなったね₍₍ ( * ॑ ॑* ) ⁾⁾💙
さっき書いたとおり、音恋は
トークがとても苦手だから
正直SHOWROOM苦手です😭💙
でもみんなと話したり繋がれるツールなので
大切にしていきたいし、音恋ファッションの
紹介だけじゃなくてもっと色々したいなぁって。
SHOWROOM始めた頃は、
コンビニの新商品の食レポしたりとかしてたなぁって思い出したのでまたやってみようかな!
あとは、ねごどるクイズや
音恋豆知識テストやったりとか
イントロドンとかも面白いかもね🌟
もっと色んなことしたいなあ👶🏻🍼💞
何か言い案とか、今言った中でいいじゃん!
とかあったら意見ください💌💌
もっともっとおもしろい人間になるぞ🐈
今日も最後まで
読んでくれてありがとう🌟
音恋あおい
今日に来てめちゃめちゃ
蚊に刺されました、
今年の夏記録更新。6箇所(そんなに無かった)

咄嗟は文化

ちょっと心温まる話がありましてね。

何度か書いてますが妻は妊婦です。妊娠6か月でそろそろ次の健診あたりで性別がわかるぐらいです。

 お腹も結構出てます。2人目だとお腹が大きくなるのも早い印象ですね。ちょっと表現が難しいですが、周りの6か月妊婦よりも大きなお腹してると思います。先日安産祈願に行きましたが、妊娠5か月目の戌の日にお参りに行くと良いっていう「わら天神」って神社に行ったんですよ。京都で安産祈願と言えばって神社ですね。

 その時に周りも同じような時期の妊婦が沢山いたんですが、確実に僕の妻がお腹チャンピオンでしたね。それぐらい出てます。

 まだ伝わりにくいですか?

 妻を横から見た時、乳首とお腹を比べるとパッと見ただけでお腹の方が出てるのがわかるぐらい。一応書いておきますが妻のお胸は並以上です。まだちゃんと重力とも戦ってます。並以上の胸を超えるお腹です。大丈夫です、褒めてます。

 どうです?伝わりました?もう一息ですか?

 妻のおへそがね、おへそからデベソに転じた瞬間が今です。今から出産までデベソです。一瞬フラットおへそになったんですけどね。即座にデベソに転じましたね。長女は今まさに「お前のかぁちゃんデベソ」です。ぐぅの音も出ないデベソです。褒めてます。間違いなく褒めてます。

 まぁその新米デベソが通勤の為に電車に乗ってたんですよ。乗るのは2駅だけなんで10分ぐらいですけどね。ちょうど1駅目あたりで、立っている妻の前に座ってた女子高生2人がヒソヒソ話してたらしいんですよ。

「あの人、妊婦さんやんな?」

って聞こえてきたらしいんですよね。多分服の上からでもデベソ見えたんだと思います。

偉い!!

スマホ見っぱなしの高校生が多いなか、周りを見て気付くって偉いですね。最近のマタニティって普通の服っぽく見えるから妊婦かわからんじゃないですか。妻も見た目は普通のビジネススーツっぽいマタニティ着てますからね。よく気付きました。周りが見えてますね。

で、次の瞬間。

「どうぞ座って下さい」って女子高生が立ち上がったんですって。

偉い!!×2

なかなか声かけられないですよね。譲りたいと思うんですけどちょっとためらいますよね。

もし妊婦じゃなかったら失礼なんじゃ・・。フラフラのお年寄りとかだったら譲りやすいんですけどね。年寄り扱いされるのを嫌う方もいますしね。席を譲っても断られて変な空気になるのも困りますし。そんな事を考えているうちにタイミングを失うみたいなことってあるじゃないですか。

 即座に行動できるって偉いですね。

でも妻が遠慮して断ったんです。

「次の駅で降りるので大丈夫ですよ」って言ったんですって。妻が前に言ってたんですが、席を譲られてなんの遠慮もなく座るのもなんか周りで立ってる人の視線も感じるし、自分より年配の方に譲られたらちょっと申し訳ないし・・・。って引け目があるみたいなんですね。本心は座って休みたいんでしょうがね。

 そしたらその高校生が

「私たちも次で降りるので、1駅だけでも座って休んでください」

って言ったんですって。

偉い!!×3

100点の返し!無理強いするわけでもなく、ナチュラルに「ありがとう」って言って座れるようなベストな返しですね。なかなか咄嗟に出ないと思いますよ。

仕事から帰った妻にこの話を聞いたんですけどね。2人で関心しました。よくできた高校生がいるもんだなぁって。

その女子高生が制服だったんで高校がわかったんですよ。京都外大西高校ってとこでしてね。京都外国語大学の付属高校です。僕は日本語も不安定なんで外国語には縁がなかったんで詳しく知らない学校でしたけどね。野球部は甲子園に出場する事もありますし、水泳部も全国大会常連の強豪ですね。正直なところそれぐらいの認識しかなかった高校だったんですけど、この話だけで印象変わりましたね。

なんか僕もうれしくなりましてね。学校にお礼でも伝えようかと思ってホームページを見てみたんですよ。メールかなんかでお礼言えたらなって思いましてね。

 でも残念ながらメールアドレスが書いて無くてね。問い合わせは電話でって書いてありました。わざわざ電話で話すのもちょっと恥ずかしいし、手紙ってのもうまく伝えられる自信がなくてね。電話で話して相手さんが「あ、、、。ハイ、、、。」みたいになんても困るじゃないですか。この時点で席を譲ってくれた高校生に負けてる感じもしますがね。

 って事でブログに書くことにしました。

 誰かわかりませんがありがとう。妻も喜んでました。一連の流れを聞いて本当に関心しました。ありがとう。本当にありがとう。僕の娘もそんな事を自然にできる人になってほしいと思ったよ。おっちゃんは感動したよ。

咄嗟の見所を集めました。

時計を見ると、軽く午前一時を回っていた。誰だよ、こんな時間に…松本はイライラとベッドの端にあった下着を手元に手繰り寄せる。
それを素早く履き、リビングの壁に取り付けてあるモニターで誰が来たのかをチェックした。
ユラリと動く黒い影。下を向いているのか顔がよく見えない。……不審者か? 緊張が走る。
「えっと、誰?」
低い声を絞り出すようにして聞いてみる。
すると声に反応した影がゆっくりと顔を上げ、こちらの方に向く。睨むような目と共に。
『夜分遅くにすみませんけど、もし宜しければ今すぐこの自動扉を開けてもらえます?』
暗い表情で二宮が答える。
「いいけど、何の用?」
質問に質問で返す。そんなのわかっている。何の用で来たのかくらい、わかっている。
モニターの中でキョロキョロと辺りを伺うと、二宮はポケットからスマホを取り出した。
耳にあて、誰かにかけている。数秒して奥の寝室からブブッと何かが床の上で振動する低い音が聴こえてきた。
『いますよね、そこに、うちの人』
どうやら、大野のことを言っているらしい。
「……は、誰のこと?」
咄嗟にはぐらかした自分の行動をカッコ悪いと松本は思った。後ろめたさに隠す行為を。
解除ボタンから目が離せない。部屋に入れたくない。入れたくはないが、ボタンを押した。
扉が開くと同時にモニターから姿が消える。次は玄関にくる、そう思うとイヤな汗が出る。
ソワソワとして落ち着かない。とりあえず寝室に戻り、脱いだシャツを頭から被った。
「どうする、アイツすげぇ怒ってるけど」
部屋の明かりを消す。
それから寝ている身体にシーツをかけて、さも介抱していた風を装う、偽装工作をした。
床に放り出してある大野の上着から、スマホの角が顔を出している。手に取りタップすると、二宮からの着信が五十件あった。
チャイムが二度鳴らされて玄関に行く。ドアを開ける。そこにいたのは、モニターで見たまんま、殺気を放っている青白い男の顔。
店を出るときは小雨に近かったが、自分たちが帰ったあと、どうやら本降りになったらしい。
「入りますね」
頭からつま先までびしょ濡れの二宮を見ていると、外に降る雨の激しさが伝わってくる。
了解も得ないまま乱暴に靴を脱ぐと、凄いスピードで二宮がリビングに向かう。
「あっ、おいっ、待てったら!」
すぐそのあとを追った。
目的のそれがリビングにいないとわかるや否や今度は、迷いのない足が寝室へと走らせる。
バンッ、と勢いよく開かれたドア。こんな夜中に、いくらメンバーとはいえ失礼だろ!
ようやく追いついた背中にそう怒鳴り付けてやるつもりだった松本は一瞬、言葉を呑む。
ドアの入口で無言のまま突っ立っている二宮。その顔は、こちらに向くことはなかった。
廊下の明かりが、暗い寝室のベッドの上にいる男をスポットライトみたいに斜めに射す。
怖い。そう思ったのは、まるで能面のような何の感情も感じられない表情を、二宮がしていたからだ。目線を下げて何か言っている。
「……していたんだろう」
「えっ?」
ボソボソと聞きづらい。白い横顔を覗く。
口は動いているものの言葉は前に出ず、か細い声が口元の周りだけ浮遊している。
二宮がスッと視線を上げる。
「プロだとか気を付けろだとか、以前アナタ俺に言いましたよね。じゃあさ、これは何?」
ベッドの上、中途半端に服を脱がされた状態で眠っている大野を指さして言った。
「これは…」
「あれはオスですよ。知ってますよね。それとも男女間はダメでオス同士ならいいと、そんな都合のいいこと言わないですよね」
早口でそう言われ、言葉に迷う。
ようやく二宮は部屋に足を踏み入れた。ベッドの脇に立ち、泥酔中の大野の髪を指で撫でる。
表情は冷たいが撫でる指は優しい。その指を俯せた背中のほうへ、ツウっと移動させていく。
ハラリとシーツを捲る。途端、中途半端に脱がせた状態の、剥き出しの尻が眼前に現れた。
尻と腰との微妙な境でピタリ、指を止める。
「へぇ、大野さんを食うつもりだったんだ」
その通りだったから、言い返せない。
「泥酔させて、あわよくば寝込みを襲おうと。自分も酔ってるし、最終的に酒の勢いのせいにしてしまえば結果バンバンザイって魂胆か」
「違げぇし!」
酒のせいにしてしまえるほど、軽はずみな行為じゃない。そこには自分なりに想いがある。
この人への、ちゃんとした想いがある。わざと酔わせたわけじゃない。それは断言できる。
「なんでさ、ここにいるってわかったの」
「GPS」
「そんな尾行みたいなことしていいのかよ」
「最初の店、あれ松本さんの行きつけ。で、次そっから移動してここ。始めからマンションに行くの目に見えてたし、笑っちゃう」
大野の尻の割れ目を、二宮は人差し指の先で行ったり来たりさせて弄ぶ。楽しそうに。
まるでいつもしているみたいに、二本の指を足に見立てて、尻の上を歩かせている。
「擽ったいのイヤがってるけど、でもホントはすっごく好きなんだよねコイツ。それ知ってるもんだから、ワザとしてやるんだけど」
言いながらベッドの脇に座る。
「大野さんを食う?……とんでもない。そんなことしたらもう一生、口きいてくれませんよ」
ギシリ、ベッドが揺れた。それは二宮が大野と同じ体勢で横になったから。二宮が続ける。
「前に一度試したいと思って、おたくみたいに卑怯な手を使ったの。そしたら酷く怒られ
て、あの時は暫く口きいてくれなかったなぁ」
寝そべり、頬杖をしたまま思い出を語る。
噛まれたんだよとか、まだ痕が残ってるとかの自慢話をチョイチョイ間に挟んでくる。
聞きたくなくて、寝室の隅に顔を背けた。またギシリと音がしたのでベッドに視線を戻す。
そこで目を丸くする。仰向けにした大野に跨がると、着ていた服を一枚一枚脱いでいた。
「ちょっと、何脱いでんだよ」
「うるさいんだよっ!」
思いがけず大声で怒鳴られて、伸ばしかけた腕がその場で固まる。二宮が睨みつけてくる。
「見たことないでしょうから見せてあげますよ今から。この人の取扱い。どうすれば悦ぶか、俺が丁寧に教えてあげる」
腕に巻きついた最後のシャツを、ハラリと床に落とす。傷ひとつない陶器のような肌。
「そこで大人しく見てなさい、潤くん」
肩から腰にかけて反る悩ましいS字ラインに目を奪われる。小さな尻を突き出し、大野の股間に顔を埋める最中、二宮が口角をつり上げた。
「この人、俺のだから」
つづく


咄嗟 関連ツイート

生徒が「歴史を勉強する意味あるのか」と言った。 俺は殴った。生徒は怯えた。 また拳を振り上げる。咄嗟に防御する生徒。 俺は言った 「そう防御できるのは過去を学んだおかげだろう?」 ハッとして生徒は涙を流し謝ってきた。 テキトー言ったのに何コイツ泣いてんだと思った(柳)
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#M…
@rieeeen24 咄嗟にNissy!ではなく
アッキー!!(≧▽≦)って叫んでしまったよ😆
蒼:今日、彼氏いないの?的な話題で追い詰められて咄嗟に「彼氏はいないけど応援してる男性がいます」ってキラーフレーズが誕生したから皆さんリア充女子会等で使ってください
雄:えっ

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