ソムリエ 21世紀へ乾杯

　ふらーっと中洲ジャズを観に行った。最初は貴賓館のところのステージへ。しかしお客さんが多すぎて入場制限がかかっておりまともに観るのは難儀。横っちょの方で一番搾り飲みつつ音だけを聴く。でもこれでも十分楽しめる。その後中洲大通りの２つのステージをちょこっと。こちらは少し離れてたものの正面から観れた。

　その後、人形小路のバー「セベク」でひと休み。遅ればせながら「ソワニエ」を卒業させてもらったことを報告するとともに、「外食日記」「2000円以下のご褒美ランチ」の宣伝。フレッシュのザクロを使ったジャックローズ。２杯目は柑橘なしのラムソーダ。昨年ヘネシー系の全国大会で優勝したオーナーの大津さんは、またまた全国大会を控えてるらしい。 個人店の人が大会に出るときって大変って聞いたことがある。これはソムリエも同じ。 通常の仕込みや営業をしつつも、別途試作・試飲を繰り返さないといえないからだ。大手だと、通常業務を減らしてくれたり、練習時間も就業時間に入れてくれたりするところも多いらしいんだけどねぇ。

　清流公園のステージにも立ち寄るがもう終わり掛け。でも最後に他のステージの出演者も何人かやってきてセッションしてるのを観れたのはよかった。いや−、街のあちこちでこんなステージを無料で聴けるってすごいな〜。今年で10回目だそうだけど、ずっとやってほしいものだ。しかしかなりの人手にはなっており、大濠花火大会みたいに、観る側のマナーやお客さんの多さの問題で続行不可能ってことにはならないことを願う。

　中洲ジャズの後、春吉の「酒とシュウマイ クリンチ」へ。台湾ピータン、肉しゅうまい、えびしゅうまい、枝豆風味しゅうまい。台湾ピータンは中国のと違って黄身部分がムースみたいな食感になってる。うまいよ。しゅうまいは言わずもがな。合コン帰りの女子がやってきてしばし歓談。合コンの後、「クリンチ」に来るまでにハプニングがあったのだが、詳細は個人情報として書くのを控えよう。ちなみにその方、ぼくのインスタを見てくれてる人だった。

　最後は春吉の「コチネレ」へ。ちょっと久々かな。マナミ店長が個人的に「外食日記」を買ってくれたが、店でも販売してくれることに。注文したのは白ワインととん平焼き。このとん平焼きボリュームすごいね。出てきたときちょっとひるんだ。だけど食べ出すとペロリ。やっぱ ソース味は最強やな。

　あ、気がついたらきょうも女子がやってる店ばっかりやん。

テーマ　:　「グルメ　ｉｎ　神戸」

今回は新規投稿ではなく、移転での更新といった感じになります。
そのお店はこちら、

・ＫＮＯＴ – ノット

場所は神戸三宮の生田神社から少し西側に入った、飲食店がひしめく一角にあります。

こちら以前は三宮と元町の中間くらいに位置していましたが、少し前にシェフが変わり、そして移転されました。
以前の店舗には３回ほど足を運びましたが、スタッフさんも一新されているので僕の目線としては全く別のお店です。

外観はレストランの様な、モダンスタイリッシュな素敵な佇まい。
店内はカジュアルな雰囲気ながら、程良い暗さの照明にグリーンを取り入れた雰囲気の良いお洒落な大人バルといったイメージです。
カウンターキッチンをメインに、バックにはテーブル席が並びます。

メニューはアラカルトオーダーのみとなります。
では料理詳細に。

・水ナスのマリネサラダ

・冷たいモモのガスパチョ 平アジとアボガドのタルタル

・サマートリュフのカルボナーラ

・兵庫県産宍粟牛のじっくり炭火ロースト

・マルサワイン風味のティラミス

以上の料理内容です。

どの一品も素材の良さに加え、その調理と味わいも共に文句無し。
メニューを選定した際のイメージを、一切裏切らず提供してくれた様な抜群の安定クオリティ。
バルとして捉えるなら、これ以上のレベルはなかなか出会えないのではないでしょうか。
デザートまでしっかりと工夫されており、リストランテで提供されても十分頷ける美味しい料理ばかり。
わざわざ高級店に足を運ぶ気がなくなってしまいます。

サービスもどの方も丁寧かつ笑顔でして、ナイフやお皿の下げ方一つ取っても非常に自然でスマート、気遣う事なく居心地良く過ごせます。
帰りもしっかりと外までお見送りいただきました。
全体的に以前のノットよりも使いやすく、より親しみやすさがあると感じました。

ちなみにこちら、自費出店ではなく近年注目されている、クラウドファンディングでお店を立ち上げられています。
開業の仕方からお店の佇まい、料理内容に表現等、全てにおいて現代的でセンス良し。
デートにはもちろん、当日ふらりと行くにも二件目使いにも、幅広い用途で使える素敵なお店です。
今後神戸界隈のイタリアンを支える一件になるのではないでしょうか。

気になる方は是非一度足を運んでみて下さい。
「ＫＮＯＴ – ノット」

今回はビブグルマン取得店である、バル感覚の上質フレンチを紹介します。

※ビブグルマンとは・・・一言で言うと、リトルミシュラン
星は付かないが、コストパフォーマンスの高い食事を提供する
調査員おすすめのレストランを表すもの。
今ではミシュランに近い注目を受け、海外で発行されているミシュランガイドには
このビブグルマンも一緒に掲載されています。

では本題に。

・ＫＮＯＴ – ノット

場所は三宮から伸びる東急ハンズやドンキホーテのある通り沿いにあり、
トアロードから少し入った辺りにこじんまりとある場所。

神戸の港をベースに、船のキャビンをイメージして作られた店内になってます。

（２０１４年８月、初訪の際の記録）

では料理紹介に。

おまかせコースもありますが、今回は自分チョイスでの注文。

３種のタパスから前菜に入り、
自家製生パスタであるイカスミフィットチーネのトマトクリームパスタ。
このパスタが絶品でした。

そしてメインとなるブイヤベースで盛り付けされた特選魚と、和牛ステーキ。

最後にデザートを２種、
フランボワーズとバジルのソースを使ったチョコレートと、
バナナとヨーグルトのソルベ（シャーベット）。

オシャレな感性と独創性のある食材の組み合わせに、美味しい料理。
そしてなかなかシュールなトークをする、これまたオシャレなソムリエ。

一つ一つの料理量は少し少なめですが、
価格に見合った料理と内容の良いお店です。

こちらが今回追加した再訪記録です。

（追記）

久々の再訪です。
店内はこじんまりとしており、席隣が少し狭いですが、
壁に向く形であまり嫌な感じはせず、結構落ち着きます。

以前伺った際はシェフとソムリエの二人でしたが、スタッフの人が一人増えてました。

今回のオーダーはこちら、
・タパス３種盛り

・シメサバとカブラのサラダ

・明石鯛とウニのイカスミパスタ

・中山牛の岩塩クルート焼き

少し時間も遅めだったため、ガッツリではなく軽めのオーダーです。
個人的にあまりオリーブが好きではないですが、ここのはとても美味しいです。
生ハムやサーモンの竜田揚げも美味しく、素敵なタパスです。
お勧めとして伺ったシメサバとカブラのサラダも程好く美味しいです。

そして前回非常に美味しかったイカスミのパスタがあったので、再注文。
普通に美味しいが、前回の様な感銘はなく少し残念な結果に。

メインの中山牛は包まれた状態から出してくれ、
そこから改めて切ってくれるという楽しい演出。
盛り付けされた肉は２等分に分けて出してくれましたが、それでもかなりボリューミー。
火入れ加減はいいが、ちょっと肉が固いかな？
とは言ってもこの量で２８００円なんで、クオリティを求めなければコスパは良好。

接客も変わらず丁寧な対応で居心地良しです。

カジュアルだけども少しオシャレに、
バル使いとして考えるとクオリティの高い料理が食べられます。

Ｐ．Ｓ
本日から軽井沢と東京に数日行ってきます。
念願の星のや軽井沢を中心に色々と行ってくるので、またご紹介しますね。

当ブログで日頃ご紹介している「神戸グルメ」< /font>の総まとめとなる統括ページとして、
過去にご紹介したほぼ全ての神戸グルメの全リンクを貼ったページがあります。
かなりの情報量と自負しておりますので、ご興味がある方は是非ご覧くださいませ。
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